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2011年10月14日 (金曜日)

24bit/96kHzマイクプリアンプの改修

627d 完成したはず・・・だったのですが、興奮して良く調べていませんでしたが、調べてみるとハム音が・・・・。
マイクプリアンプ部を切り離すとハム音が消えることから、マイクプリ部でハムが混入していることは間違いありません。

一番に思い出したのが電源ユニットの平滑コンデンサー。
オーディオ用を奮発したのですが、サイズの関係で容量が2200μFしか収まらなかったのです。
容量不足なんですが、使えそうなのでそのままにしていました。

ハム音の周波数は電源の50Hzですから、電源関係ということでオーディオ用の2200μFから一般品の4700μFへ交換しました。
オーディオ用ではありませんが、容量が2倍以上ですから効果あるでしょう。

それと基板のグラウンドがシャーシーから浮いてる基板もありますので、その辺りも対策することにしました。ランド法で作ったマイクプリ基板のベタアースはシャーシーとは入出力線でしか接続されていません。

ループになっているし・・・ということで、ランド基板とシャーシを錫メッキ線でジャンパー。それと出力トランスのトランスアースもシャーシーと接続しました。

もう一枚、先日追加した発振器基板のグラウンドもシャーシーと接続。これでシャーシーから浮いている基板はなくなりました。
627d_2
今回はハム退治が上手くいきました。球のマイクプリDMS07の開発経験で、ハム退治がそれなりにできるようになったように思います。

球のマイクプリは苦労しましたからねぇ。なんせ50dB程度の増幅器ですから、少し手を抜くと一発ででちゃいます。

でも勘どころさえ押さえれば、ハデにハム音がでるようなことは避けられると思います。今回は球のアンプのハム退治の経験が役立ちました。

900Hz付近のノイズはどうやらADCから出ているノイズをマイクプリアンプで拾っているようです。気になっていますが、今回は対策できませんでした。

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