KENWOOD PWR18-1.8Q 直流安定化電源
2年近く前に、KENWOODの実験用安定化電源を入手したのですけど、またまた、KENWOOD製の電源を入手しました。
今度はPWR18-1.8Qです。±18Vの両電源と+8V -6Vの4出力です
実は前回、実験用電源を購入した動機はオペアンプなどの実験用に±の両電源が欲しかったからなのです。
ところが文科系の悲しさか、そもそも実験用電源なんて触ったことは全くありません。電源といえば+と-端子の付いた無線機の安定化電源だけです。
そんな僕は実験用電源に出力端子が3個(PA18-3Aの場合)あって、それぞれ- COM + と表示されているのでテッキリ両電源だと思っていました。でも手元に届いて、そうではないことが良くわかりましたが・・・・
PA18-3A自体は実験用安定化電源としてDMSシリーズの開発に大活躍しました。なんせマイクアンプは電源の質に敏感ですから、ハム音やノイズが出ない信頼できる電源として頼りになりました。
でも、やっぱり両電源のオペアンプでコチョコチョ遊ぶために、使いやすい実験用の両電源が欲しいなぁ・・・と思いつつ、毎回秋月のDCDCを使って凌いでいました。
実験用の両電源をときどき探していましたが、両電源の実験用電源はタマが少ないのか、安価な中古品も少ないようです。
もともと、両電源は高価ですから、高価な中古品でもしかたありませんが、なんせ電源購入は2度目ですからね。
先月、やっと見つけました。菊水でもどこでも良かったのですが、またまたKENWOOD製です。今度は間違いなく両電源を含む4出力の電源を入手できました。
ちょっと重たいですが、4出力ですのでADコンバーターチップみたいに、多電源のICの実験にも安心です。殆どの用途に一台で対応できると思います。
容量は小さめですが、大電流の両電源用途は思いつきませんので、大電流は無線用の安定化電源にお任せすることにしました。PA18-3Aと入れ換えて、早速使っています。
電圧のプリセットも出力別で使いやすいし、電圧・電流調節も小気味よく一発で決まってイイカンジです。
当たり前ですが、両電源の+と-間で使うと+18と-18Vで都合+36Vの電源としても使えるんですね。最高は18Vだとばかり思っていたので30V超えは嬉しい発見(当たり前?)。
低電圧真空管マイクアンプのB+をちょっと高くしてみたいときとかに便利そうです。
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