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2011年12月23日 (金曜日)

MSOP 0.5mmピッチのハンダ付け

Ssm2166_comp コンプレッサーって音の信号強度に応じて、アンプの増幅率を変化させる仕組みです。信号強度の検出部分と検出した信号強度によって増幅率を変化させる増幅器でできていて、真面目に作ると結構な回路になります。

結構な回路を自作するのは大変なので、簡単な回路を探すと・・・・・1チップに全部入っているコンプレッサーチップに行き着きます。

見つけたのはADのSSM2167です。外付け部品も少ないし、スレッショルドや圧縮率なども変更できて、なかなかの高機能。もともとはパソコンのマイク入力回路への利用を想定しているようです。
1チップに全部入りで便利なんですが問題が一つ、このチップMSOPパッケージなんです。

SSOPよりも小さくて、ピンピッチは0.5mm
僕の記録は0.6mmピッチのハンダ付け止まりなので、自己新への挑戦です

実験のために基板を起して発注するわけには行きませんから、変換基板を自作派のomさんからお譲りいただいて、ブレットボードでテストできるように変換基板へのハンダ付けに挑戦してみました。

足一本づつハンダ付け・・・なんて考えてたら大間違い。1pinだけハンダづけする筈が、緊張でコテ先が震えて隣のピンにタッチ。

「あ!」

って思う間もなく、隣までハンダがダ~~~~って流れちゃった。

ああ~~~っ

この為に温度調節機能付き半田ごてまで買って、ハンダ付けビデオで研究して、日本アルミットのKR-19やフラックスを揃えたのにぃ~~~~~

ルーペで調べてみると、ランド間だけでなく、毛細管現象でピンの間のチップに近いところまで綺麗にハンダが流れてます・・・・
その濡れ性の良さ(良すぎる?)と流れの早業に「さすがNASAが認めたKR-19!ハンパねぇ・・・・」と力なく感動する僕・・・・・。

しかたありません。方針変更

覚悟を決めて片側の足全部にハンダを流してから、ハンダ吸い取り線で余計なハンダを吸い取る手順でハンダ付け。
頭の中で10秒カウンターを動作させながら作業しますが、10秒じゃぁ終わりませんが、15秒くらいで終わりました。

結局、足が1本ランドから浮いてたり、足と足の間にハンダが残ってショートしてたりしましたが、頑丈な(?)SSM2167と拡大鏡に助けられ、なんとか変換基板上で動作する状態にできました。

写真がSSM2167を使ったコンプレッサー回路の全部です。極力簡単にするために本来は可変できる部分も固定抵抗にしています。
MSOPのハンダ付けは大変でしたが、こんな少数の外付け部品(10個程度)でコンプレッサーとして動作しちゃいます。

これ、実はハンドマイクに内蔵させようかと思っているんです。ICOMのマイク端子にでてる電源で動作しますし、回り込み対策を兼ねて3Vのボタン電池と一緒に内蔵させてもいいかも。

でも、普通はSOICのSSM2166を選ぶでしょうね。ピンピッチは1.27mmですもん。今回はお手軽コンプが欲しかったのと、SSM2167の方がお手頃価格なのが最大の理由。
実験終わったら基板に載せてみます。

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コメント

苦労されていますね。どんどん人の手ではどうにもならない大きさになってしまって・・・。
SSM2166は持っています。817のハンドマイクに入れてみたいと思ってました。
8芯ケーブルをつないだブレッドボードハンドマイク、何ていうのもアリですね。

投稿: JO1KVS | 2011年12月23日 (金曜日) 22時46分

KR-19は1.0φですか?それとも0.65φ?
私達は1.0mmピッチ以下の半田付けは0.8mm幅のコテ先を使用して、
半田は0.3φが必須としています。Pb-F(鉛フリー半田)ですと半田コテの温度管理がデジタル表示されないと難しいかもしれません。
これで0.25ピッチ程度まで問題無く出来ます。
1.0φの半田ですと溶ける量が多過ぎて半田ブリッジが多発します。
一番大切なのは「経験」なので、本番の前に何台かやってみた方が良かったかもしれません。
SSM2167、面白そうなデバイスを知りました。早速データブックを調べてみます。昔のTA2011Sに代わるデバイスを探していました。


投稿: JH2AHZ | 2011年12月23日 (金曜日) 23時49分

AHZさん
KR-19は1.0Φです。ハンダごてに付けてからハンダ付けする方法なので1.0Φでもイケるかと思いましたが、やはり0.6Φなどの細いハンダが必要ですね。
じつはTA2011Sではつまらないので、探してたらSSM2167を見つけた次第です。外付け部品が多くなりますがSSM2166でもいいと思います。

KVSさん
2166だと1.27ピッチですから大騒ぎしないでも加工できるとは思っていましたが、できるだけ小さい面積で・・・とか考えたのです。
変換基板使うと・・・あんまり小さくなりませんね(笑)。

投稿: JI1ANI / 福井 | 2011年12月24日 (土曜日) 12時22分

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