SSM2167基板に載せてみた
ブレットボード上での動作確認と各種設定値の違いによる動作の違いが掴めたので、早速ユニバーサル基板に載せてみました。
基板の右側には3.3Vの3端子レギュレーターも載っています。ですからこの基板には電源も含めてコンプレッサー全部が載っています。
今回は変換基板をソケットで取り付けたので、背が高くなっていますが、電解コンと同じ程度ですね。
さすがは1チップ。外付け部品は極端に少ない。部品というよりも各種設定用の抵抗、コンデンサばかりで、本当に部品として外付けするのは・・・3個くらい?
変換基板を基板に直付け、電解コンを背の低いタイプに変えて、部品配置を詰めれば狭い所にも押し込められそうなサイズになりそう。
実際にマイクラインに入れて、モニターしてみましたが、マイクアンプとして音質的にかなりイイセンいっています。
また、コンプレッサーとしても無線用途ならまず問題ないレベルだと思います。気になるのはアタックへの反応がちょっと遅めってことかな。
でも、そもそもアタックタイムが・・・なんて言い出すのはコンプレッサー使っているからですものね。アタックタイム云々の前に「ナイとアルのでは大違い」なわけです。
タッタこれだけでコンプレッサーねぇ・・・・。目的が作る事って人は別として、コンプが欲しいって人はコッチを選択した方がいいと思うなぁ。
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コメント
CAVGを減らせばアタックタイム早く成ると思いますが歪が増えるかも知れませんね。
昔ワイヤレスマイクにコンパンダーのNE571を使った事を思い出しました。
投稿: アンドロメダ | 2012年1月13日 (金曜日) 11時25分
アンドロメダさん
こんばんわ。CAVGは10uFで実験していますが、リリースとの絡みもあって適当なところで手を打たないとダメみたいです。
そこまでこだわる場合は2166を使えってことではないかと・・・。
投稿: JI1ANI / 福井 | 2012年1月13日 (金曜日) 22時01分
返事ありがとうございます。
2166の方はアタック、リリース任意に出来るのですか PDF見てみます。
すいません アタックが遅いっと言う事はピーク電圧が発生しますよね
リミッターなどは無線機の方に任せばいいのかな?
投稿: アンドロメダ | 2012年1月14日 (土曜日) 06時05分
アンドロメダさん
アタックが遅いと結果的に設定値を超えたピークが発生すると理解していますが、信号をみて利得を下げている以上、ミクロ的にはイタチゴッコで、信号によってはピークが発生すると思います。
厳密には処理する時間を稼ぐためにピーク検出は30ms程度先読み(コンプ処理される信号を遅延させる)して処理する方法が一番ではないかと思います。
投稿: JI1ANI / 福井 | 2012年1月14日 (土曜日) 12時36分