« 頑張れアパマンハム | トップページ | スイープジェネレーター代用品 »

2012年1月 4日 (水曜日)

番外編:安心するのは早かった

さて、無事WAZマネジャーからメールをいただき、色々なことで不安はあったものの、No.001でのDigital WAZ取得は大丈夫ではないか?と思っていました。
そこで、確認の意味もあってUSA CQ社が発行するCQ9月号を楽しみにしていました。
残念ながらUSA CQ誌9月号の入手には失敗しましたが、該当部分のコピーを入手することができました。

    あれ???

何回見なおしても「JA1ANI」と掲載されています。自分のコールサインを間違えたのか?と思い、申請書のコピー(取っておいて良かった)を見ると、ちゃんと「JI1ANI」になっています。
それに冷静に考えれば、QSLカードのTo Radioは全部JI1ANIなんですから、JA1ANIの筈はありません。

    ありゃ~~~、折角なのにミスプリじゃん・・・と大変残念に思いました。

今から思えば、これが甘かったのです。

そして待つこと更に2ヶ月、12月の初旬にボール紙の筒に入った小包が米国から届きました。
    「やったぁ、賞状が届いたぞぉ !!」
はやる気持ちを押さえつつ、筒から慎重に賞状を取り出して広げてみました。

いゃぁ、いいもんですねぇ・・・。色々な苦労が報われた瞬間です。
そのまましばらく、賞状を見てニヤニヤしていました。No.001が輝いて見えました。文字は印刷ではなく、ペンによる筆記体での手書きなんですね。素晴らしい !!
数分間は、走馬灯のように困難だったQSOの様子が思い出されました。Zone2 34 40 35.....

やっばり手書きは味があるなぁ・・・と思いつつ、賞状に記載されている文章を読むと・・・

あれ???

コールサインが「JA1ANI」と記入されているではありませんか!!

    なんじゃこりゃ~~~~~~

そうです。やっと届いたDigital WAZ No.001の賞状は「JA1ANI」局宛てだったのです。
ショックのあまり、しばらく放心状態になりました。

暫くたってから、努めて冷静に原因を考えました。JA1ANIというのは、記載ミスであることは確かです。WAZの申請書もQSLカードも全てJI1ANIだったわけですから。
すると、WAZマネジャーからCQ編集部へ情報が伝わるどこかで、JI1ANIがJA1ANIになってしまった・・・ということになります。

私は編集部の作業ミスを疑い、やはり先ずはWAZマネジャーに連絡をするために、英文のメールを書き始めました。
英語が苦手な私にとって、結構大変な作業です。
問い合わせメールがほぼ完成したところで、7月にWAZマネジャーから返送されたQSLカードに入っていた英文レターのあて先部分をフト見てみると・・・・・JA1ANIになっているではありませんか・・・。

    なんだぁ?最初からJA1ANIかぁ??

そうです。WAZマネジャーが、私のコールサインを間違えていたのです。WAZマジャーからUSA CQ社へ連絡され、訂正されることなく、USA CQ誌へ掲載され、賞状が発行されたわけです。
つまり、 私が舞い上がらずに、レターヘッドを冷静に確認していれば、7月の時点で間違いを指摘できたわけです。

    ・・・・・・・・自己嫌悪・・・・・・・・

ほぼ完成した英文メールを削除して、今度はマネジャー宛てに証拠を添えて訂正と賞状の再発行を求めることにしました。
証拠は賞状と送られたきた筒のあて先ラベル、申請書のコピー、そしてWAZマネジャーからいただいたレターです。

本物を添付すると、証拠が無くなってしまいますので、 全てデジカメで写真を撮り、メールに添付して送信しました。
翌日、WAZマネジャーから「すまない、至急訂正するようUSA CQ社へ連絡する」とのメールが届きました。

1週間経ってから、様子を尋ねるメールをだすと・・・・・「気長に待て」との返事が・・・。
う~ん、つまり、また半年待て・・・ってか??と思いつつ、まぁ、米国のことですし、発行スピードが遅いのは体験していますので、同じ発行サイクルだと・・・・翌年の4月頃になるため、気長に待つことにしました。

2月の頭に、 前回と同じ筒が届きました。
祈るような気持ちで封を開けるとWAZアワードがでてきました。最初にコールサインを確認したのは言うまでもありません。

    何回確認してもJI1ANIです。

やっと、このホームページに賞状の写真を飾ることができました。

いゃぁ、長かったです。その意味では、非常に良い勉強になりました。日本と米国では時の流れが違うのですね。まさに山あり、谷ありのDigital WAZでした。 Digital WAZ賞状の取得は難しいですねぇ。

    *ミスに対してすばやく対応していただいたWAZマネジャーに感謝しています


これでDigital WAZ獲得までのお話は終わりです。

Digital WAZ 40QSLs Galleryはこちらへ


「CQ Digital WAZ」ページに戻る

|

« 頑張れアパマンハム | トップページ | スイープジェネレーター代用品 »