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2012年1月 4日 (水曜日)

頑張れアパマンハム

私はアパマンハムです。もちろん大変恵まれたアパマンハムであることは事実ですが、最初は皆さんと同じように、ベランダから突き出したモービルホイップからスタートしました。
相手の信号がS7以上ならok、S5以下だとふられる可能性大・・・って感じかナ?ログを見ても、相手のRSTと自分のRSTは見事に4-5違っています。(もちろん、私のRSTが悪い・・・)

アパートからQRVすることは生活時間帯に発生するS7-9のノイズやインターフェアとの戦いでした。

ひとつづつ、原因を探って解決していく過程を通じて、アンテナや同軸ケーブルの構造や動作理論を含めて高周波全般について知識を習得することができました。
また、弱い信号を解読するために、リグ内部での信号の処理や、冷蔵庫(!)を含めた家電製品から発生するノイズ対策などを学ぶ機会を得たことは、大変有意義であり、ハムライフをより深めることができたと思います。
きっと回りに人家のない、恵まれたロケーションの方にはできない経験でしょう。

確かにアパマンハムは条件が悪いです。アンテナ小さい、パワー出せない・・・でも、色々と工夫したり、考えたりして悪い条件をクリアしていくこと、あきらめずにチャレンジすることがアマチュアスピリットなのではないでしょうか?
PSK31を始めとするDigital Modeは従来のSSB/RTTYではQSO不可能な弱い信号でもQSOできます。

また、PSK31はCWより使用する帯域が狭く、貴重な電波資源を有効活用できます。
実際にPSK31でQSOすると、相手の局がGP/DPが中心で、ビームアンテナを使っている局は少ないことに驚くと思います。
パワーも数十ワット程度が殆どで、まさにアパマンハムにピッタリのモードだと思います。

私のDigital WAZ達成が他のアパマンハムも含めて、他のアマチュア無線家の方々の刺激になり、Digital Modeのアクティビティの向上につながれば幸いです。

(2001年7月)

Digital WAZカテゴリーの記事は僕のホームページの閉鎖に伴いブログに記事を転載しました。

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