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2012年1月 4日 (水曜日)

WAZに憧れて・・・

私がDigital WAZが新設されたことに気づいたのは、2000年の春頃のことです。
CW/SSBで交信したQSLカードが結構集まってきたので、WAZのルール確認の意味もあって、米国CQ社のサイトでWAZアワードの説明を見ていて初めてDigital WAZのことを知りました。

1974年に開局した時から、私はDXCCよりWAZに憧れていました。学生時代に実家からQRVしていた頃に10mのSSB(シングルバンド・シングルモード)でZone40を残すだけ・・・・まで行きながら、そのままQRT状態になっていました。
今でも3月の早朝に聞こえたZone40(TF/アイスランド)の信号はハッキリと覚えています。(結局QSOできませんでした)

その後、就職したこともあって、たまにQRVするものの殆どQRT状態でした。
次に熱心にQRVしたのは会社を辞めた後でした(笑)。ちょうどその頃パケット通信がはやりだしていましたので、ワープロとTNCを買って、早速チャレンジ。
文字によるチャットは新鮮で、とてもたのしく、今から思えば、PSK31へ熱中するきっかけとなりました。

当時は430Mhzでチャットしながら、29MhzのFMを使って、VKとJA間でRBBSのメールやメッセージのフォーワーディングのお手伝いをしていました。
通常のHFパケット通信は300bpsですが、FMでは1200bpsですから、コンディションさえ良ければ、とても早く転送することができました。

その後再就職、転居したこともあり、長いブランクがありました。1999年の秋からアパマンハムとして無線を再開したのですが、やはりDXCCよりもWAZのことが気になっていました。

うーん、理由を聞かれても困るのですが、DXCCは100からありますが、WAZの場合は「できた=WAZ」or「できない=なんもなし」というAll or Nothingで、単純なところがいいのかもしれません。
もちろんWAZも160m bandとか6m bandでは40Zoneでなくても申請できますが、基本的には40Zone全てとQSOして、QSLカードを集める・・・というルールです。

Digital WAZの存在を知ったのは偶然でしたが、自分が熱中しているPSK31そのものが対象なだけに、その後も「できたらいいなぁ~」と思っていました。
ただ、そう簡単(短期間)にできるものではありませんし、また、できるとも思っていませんでした。
どちらかといえば憧れ近い感覚で、熱心に追っかけるということはありませんでした。
もちろん、未交信のZoneが聞こえたらQSOしましたけど、狙ってワッチ・ワッチ・・・ということはありませんでした。

メジャーなアワードで2000年1月1日から「ヨ~~~~イ ドン ! 」などというチャンスは滅多にありません。
通常は数年前までさかのぼってQSOを有効にするので、新参者は古参にはかなわないのです。ですから「こんなチャンスは滅多にないぞ・・・」と思ったのは事実です。
(私も1999年にQSOしたところを再度QSOすることになり、苦労したZoneがあります)

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