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2012年2月 4日 (土曜日)

モニター受信機の予備実験 1

Dcaf4580 モニター受信機のAF段をブレットボードで作ってみました。2回路入りオペアンプを使った簡単な回路です。確認したいのは、基本的な周波数特性と高域カットのフィルター効果とゲインです。

オペアンプは手持ちのNJM4580DDを使っています。今回はテストなので壊しても惜しくないオペアンプを選びました。
オペアンプは±15Vの両電源で使います。今回は実験用電源から供給しますが、製作時は秋月のDCDCで乾電池(単三×4本  6V)から両電源を供給する予定です。

部品も全部手持ちを使っています。その関係でカップリングコンデンサーはミューズの33μFです。ヘッドホンをドライブするので、出力のカップリングコンデンサーはもっと容量が欲しいな。

写真左上から入力、左下から出力です。単純な低周波増幅なので、一発で動作しました。実機の抵抗は何を使おうかなぁ・・・。タクマンのRAYにするかな?
PRPが手に入ったらPRPにしましょう。PRPは真っ赤なので綺麗で好きなんです。それにPRPは抵抗値がカラーコードではなく数字で表記されているので作る時に間違えません。

Dcaf4580_2 周波数特性はこんな感じです。100Hz以下で多少レベルが下がっているようですが50Hzで-1dB程度ですので気にするのはやめました。100Hz以上は基本的にはフラット、コンデンサーを一個追加したローパスフィルターを入れて4kHzから上が落ちてる感じですが、100Hz~4kHzはフラットな特性です。

ゲインは20dB程度取れていますが、HYDさんの回路ではゲインがもっと少なくなっています。今回はちょっと理由があって1段目の増幅率を多めにしてありますが、入力のボリュームで調節できるので問題ないでしょう。

2段増幅で20dB程度ですから、1段でも十分です。様子を見て1段増幅+ボルテージフォロワーにして部品数を減らすかも。
1回路入りオペアンプという選択もありそうですが、やはり色々なオペアンプを差し替えて遊びたいので今回は2回路入りにします。
あ、2回路入りで1回路しか使わない・・・って方法もありますね。でも今回はヘッドホンをドライブする馬力が欲しいから2個使うことにしておきます。

低周波増幅の初段のシュミレーション結果です。実測値と同じですね。当然か・・・・
Dcaf

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