モニター受信機2号機できました
モニター受信機(初号機)は気合を入れたのですが、なんせ初号機。作ってみると「あーすりゃ良かった。こーすりゃぁ良くなるのでは?」みたいな感じになっちゃいます。
そりゃ、初号機から「全く不満がない」ような完成度なら別ですが・・・・まぁ、そういことは殆どありませんよね・・・・。
そんなわけで2号機です。
初号機からの変更点
1.水晶発振器は一般的な5V品を使う
2.DBMは発振器の出力(DBMのLoレベル)に合わせて選ぶ(レベル合わせの省略)
3.ローパスフィルターは160kHzカットオフの1段で減衰特性よりもインピーダンス整合重視
4.AF段はS/N 100dBのアンプ回路を採用
5.発振器とAF増幅は電源別の2電源として低雑音電源を簡便に実現
ははは。ちょっとじゃなくて、ほぼ作り直しです。なんというか、初号機が想像以上にモニター受信機として使い物になるので、欲が出た・・・・というのが正解です。
僕の気合の入り具合は、レタリングされていることでもお分かりでしょう
このケースの塗装は表面が平面でなく、かなり凹凸がありますので、転写タイプのシールを使ってレタリングしました。
このモニター受信機、DBMのLoを外部からも入力できるようにしてあります。外部VFOって感じです。
手持ちのFG-01を1kHzステップのVFOとしてHFをワッチしてみましたが、フロントエンドがありませんので、中波~一桁短波は入力が飽和しちゃってグチャグチャですが、14メガから上では結構使えそうです。
14メガではUA0の局がSSBでとても綺麗に受信できました。
なんせAF段のS/Nが100dB取れてますのでAF段はAFボリューム最大でも無音です。ヘッドホンから何も聞こえません。
発振器を動作させると、若干ノイズレベルが上がる程度です。発振器の電源には、発振器からの各種雑音防止用として電源フィルター回路が必要かな?
手頃なDDS発振器と組み合わせて、オールウェーブ受信機にしても面白そうですし、いろいろと遊べそうです。 今はIC-7000と初号機、そして2号機と3台でモニターしています。
聞き較べしていると回路の違いによる音の違いなどが分かって面白いです。
ただ、素晴らしいなと思ったのはIC-7000です。こんだけ複雑な回路でもDC受信機と較べても、ナカナカな音を出してくれます。
DC受信機は単純な回路ですから、音質が良いのは当然ですが、IC-7000との音の差は想像以上に小さかったです。
ただ2号機も改善点がいくつかあります。というか、作っているうちに欲がでてきます。
3号機の予感・・・・ 簡単な回路ですから、また作りたくなってしまうのです。DMS05と同じだぁ~~
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