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2012年3月11日 (日曜日)

JTS JS-1Tube 本体リキャップ

Jts_js1tube 先日マイク本体の中を開けて、少し変色した(焦げた?)抵抗を見つけてから、心配でシャックを離れる時には電源スイッチを切るようにしています。
なんせハム音がでるマイクですから、煙がでても不思議ではありません

まぁ、僕が心配性なんでしょうけど、変色した抵抗のカラーコードが読み取れ、燃えて抵抗値が分からなくなる前に交換することにしました。

問題の抵抗は3Wと1/4Wですから、それぞれ5Wと1/2Wに容量アップすることで、部品を買いに秋葉原へ・・・・。

3Wは100KΩ、1/4Wは270KΩでしたが、タクマンの酸金5Wには高抵抗がなく、やむなく3Wの置き換えとしました。でもタクマンの酸金抵抗は難燃性で信頼できます。
オリジナルの抵抗は精密抵抗で、取り外した抵抗と交換する抵抗を両方とも計測しましたが、両方ともテスターの誤差範囲に収まっていました。

ついでに、なんか破裂しそうで信頼できない1uF450Vも、ニチコンのKMG 105度品に交換することにしました。写真は交換後、下は取り外したオリジナル部品。フィルムコンデンサーや抵抗とか、ヨサゲな部品を使っているんですけどねぇ・・・・・。

電源ユニットにも同じ電解コンデンサーが使われているので、今回交換した後、様子を見て、問題なければ、電源ユニットの電解コンデンサーも交換するつもりです。
交換作業はハンダシュッ太郎が大活躍。太郎がいなければ、そもそも交換しようとは思わないです。ハンダシュ太郎は本当に便利。

マイク本体の基板は両面スルーホールの金メッキで良質なんですが、ハンダ付けが今一つ。どうも加熱時間が短くて、ハンダが流れきっていないような感じです。
両面スルーホールだと、部品面にハンダが毛細管現象で少し上がっていると思うのですけど、そんな様子は全くありません。

そこでハンダ付け箇所にハンダごてを当てて再加熱し、ハンダが十分流れるようにしました。基板の部品面に少しハンダが吸い上げられてる状態にして作業終了。これでマイクから煙がでる恐怖から開放されました。
音には影響ないとは思うけど、今回のリキャップ、信頼できる部品への交換ですから、音が良くなることがあっても、悪くなることはないでしょう。

■注意■
僕は保障が無くなることを承知して、自己責任で改造していますが、不具合があれば購入元へご相談ください。

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