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2012年7月15日 (日曜日)

元 ちとせ 降臨

僕のオーディオ環境は無線機の前、机の前です。スピーカーはBOSE M3ですから、このようなリスニングにはピッタリです。
CD音源はPCのHDDにリッピングしてUSB経由でDACへ接続しています。

現在USB→SP DIF同軸変換はDDコンバーターTeraLink-X2の改造版を使っています。改造して激しく(笑)ポテンシャルアップしました。同軸出力はベリンガーのDEQ2496をDACとしてアナログ変換していました。

暫くはそれで満足していましたが、先週、フト「そういえば以前入手したP2使ってみたらどうかな?」と思い立ち、試してみることにしました。
P2_front TC Electronic P2はマスタリングプロセッサーと呼ばれる装置で、音を録音(記録)する手前で音のダイナミクスを調整をする装置なんですが、フィルターやコンプレッサー、リミッターなどが一つに纏まっている機材です。
僕が音創りで愛用しているマルチバンドコンプレッサーが搭載されている機材はP2を含めて数えるほどしかありません。P2の機能はこんな感じです。
P2_illu_p22P2は録音スタジオや放送局(特に国営系)で愛用されている機材で、お値段はFTDX5000と同等くらいで大変高価です。僕は国営放送局の放出品を入手しました。

スペック的には48KHzまでと、96kHzが主流の現在の機材と較べて見劣りしますが、アナログ回路もしっかりしていますし(なんせ、放送局で送出音声 に使ってますからね)、IC7800は48kHzですから問題なく接続できるので、現用中のQuantumIIの予備機材として入手したのです。

DEQ2496の代りにP2をセットアップして、テジタル入力でバイパスモード、つまり単純なADコンバーターとして使って、foobar2000でリッピングしたデータを再生してみると・・・

最初に元 ちとせのアルバムを聴いたのですけど、彼女が机の向こう、ちょうど壁の辺りで歌っているように聴こえます。いゃぁ~~~びっくり。

なんと表現すれば良いのでしょうか?
彼女の声の持つ独特な情感がダイレクトに伝わってきて、鳥肌が立ちました。僕の自宅での再生環境では過去最高の音なのは間違いありません。

なるほどねぇ・・・・。これが放送局レベルの音なんですね。もちろん、もっと良いスピーカーを使えばケタ違いの音がでてくるのでしょうけど、M3でも十分そのポテンシャルを感じることができます。
昨日からアルバム10枚くらい聴きおなしてしまいました。

しあわせ~♪


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