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2012年8月18日 (土曜日)

屋上のアンテナ

Photo 僕は3階建てのアパートの3階に住んでいますが、屋上へは外階段で上がれます。その昔、豊島園で毎週花火を打ち上げていたためか、この辺りの建物は屋上へ簡単にアクセスできるようになっています。

賃貸契約の更新の時期に、大家さんに「屋上にアンテナ上げたい」とお願いしたところ、紆余曲折ありましたが、アンテナを上げられることになりました。

お願いする時はJARLのアンテナ保険に加入していることと、テレビが地デジに移行して近隣へのTVIの心配が大幅に減ったことが心強かったです。
もっとも、僕のアパートはテレビに関しては随分前にCATVにしているのでTVIの心配は殆どいらないのですけどね。大家さんは近隣への影響を心配されていたようです。

最初は屋上の手摺りにポールを固定してスクエアローでも上げるか・・・って思っていたのですけど、階段のところに50Φ程度のマストが通る頑丈なマストホルダーを発見。

大家さんに確認すると「ああ、昔テレビアンテナを付けていた時のヤツ、頑丈だから使うといいよ」とのこと。
マストホルダーと鉄骨の導通をテスターで確認すると、マストホルダーは鉄骨に溶接されているようで0Ωでした。建てたマストにアンテナチューナー取り付けて、ワイヤーを引き下ろすのも悪くなさそうです。

色々と考えましたが、結局マストホルダーに2mの単管さして、その上にローテーターと50メガ用の2エレVビームを載せました。
ローテーターの上のマストは60cmでステー無しだけど、アンテナが軽いので大丈夫でしょう。アンテナ高は屋上から3m程度、電柱の上部の地線を超える程度です。3階の屋上なのでそれほど高くありません。

アンテナの給電点から下部マストまでは5D-FBを2m、そこから10D-FB12mでシャックの入り口まで、自作のスキマケーブルでサッシを通して、シャック内は5D-SFAで2mです。

以前は室内を同軸が縦断していましたが、途中、ドアを2枚通す関係で1.5D-2Vを6m入れたりして、50メガでは減衰が顕著でしたが、今回は耳栓が取れたように良く聞こえます。そうですねぇ、アッテネーターをOFFにした感じ・・・です。ノイズも先日お知らせしたパッチンコア効果で、普段はS0(プリアンプON時)で、静か。

ただ、集合住宅で回りも住宅街ですので、バンド内至るところでビートが聞こえます。強いのはS4程度、でも以前は気にならなかったので、つまり、その位減衰していた・・・ということでしょうね。

HF用のスクリュードライバーもベランダの手摺りから、屋上の手摺りへお引っ越し中です。こちらは立てると避雷針みたいですので、ベランダに設置した時と同じように普段は寝かせて、オンエアする時だけ立てるつもり。
寝かせていても、それなりに聞こえるので、ちょっとワッチする程度はできるでしょう。
給電点はチト考えるところがあって自作のマッチングボックスによるCマッチです。

というわけで、共用部分の廊下の天井の配管に沿って、同軸2本、ローテーターケーブル1本、スクリュードライバーのマッチングコントロールケーブル1本の4本が通っています。黒い同軸は目立つから、保護色で隠さないと・・・・。

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コメント

屋上アンテナFBですね~。当方との交信も楽に出来そうですね。

投稿: JO1KVS | 2012年8月20日 (月曜日) 01時54分

 同軸の色を隠すには,エアコン系の配管カバーが良いですよ.
 アイボリー系なのと,見えても空調系の配管だと普通の人は思いますから.

投稿: jo7mjs/Sam | 2012年8月20日 (月曜日) 08時52分

Samさん
エアコン用の配管カバーは大げさなので、配管を保護するテープを準備しました。
ボチボチやります。

KVSさん
北方面は確かに良くなりました。南方面はそれほど変化を感じません。でも、聞こえる局が増えたように思うので、効果はありましたよ。

投稿: JI1ANI / 福井 | 2012年8月21日 (火曜日) 12時36分

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