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2012年9月15日 (土曜日)

やっぱり銅テープは効く

屋上のアンテナはベランダと同じアルミ柵に取り付けています。アルミ柵はごげ茶色をした良くあるタイプですが、アルミなのに表面が絶縁されています。
アルミ柵を釣り竿アンテナのアースにするためには、アルミ柵の固定ビスを探してビスを通して圧着端子で接続することしかできません。賃貸では表面を剥がしてアルミの地肌を出すようなことはできませんからね。
Ground_2 もう一つの方法は、昨年CQ誌でもご紹介させていただいたアルミ柵の平らな部分に銅テープを貼って、アルミ柵と銅テープを静電結合させて、銅テープをグラウンドとする方法です。

写真の例はアルミ柵の内側に2m程度銅テープを貼って、銅テープの中心をアンテナのグラウンドとして使っています。

僕は銅テープでの静電結合方式は、2mmΦ程度の単線でアルミ柵の固定ビスに圧着端子で接続する方法よりも、高周波的には良質なグラウンドが得られると感じています。
銅テープは幅20mmで長さが2m程度もあれば十分のようです。

銅テープは片面に糊が付いていますが、糊が絶縁タイプと導通タイプがあります。導通タイプだと重ね張りすれば導通するのでいちいちハンダ付けする必要がなく使いやすいです。

屋上に上げたスクリュードライバーにはベランダでは無理だった憧れの「真っ直ぐに伸びたラジアル」を張りました。10m1本、5m2本、3m1本です。念のため、アルミ柵の支柱の固定ビスにも圧着端子で接続しました。

この状態で数週間運用していましたが、なんとなーく、電波が「パキッ」と飛んでいかないように感じます。
受信にしてもノイズが多めというか、耳に突き刺さる ようなノイズの割合が多く聞こえます。SWRも不安定だし、どのバンドでもベタ落ちというわけではありません。
屋上ではフルサイズのラジアルが張れたので、安心していたのですが・・・・・。面倒ですが、ベランダと同じように、アルミ柵に銅テープを貼ってグラウンドを強化してみることにしました。

屋上のアルミ柵の上の手摺り部分に銅テープを貼りますが、今回は銅テープの片側15cm程度をリボン状にして平編線のように加工して、先端中央にビス穴を開け、バランにラジアルの圧着端子と一緒にネジ留めしました。残りはアルミ柵に2m程度貼り、乾いた布で銅テープの上から良く擦って、テープと手摺りを綺麗に密着させることで静電結合度の向上を狙います。

その結果、28~3.5メガまでSWRはベタ落ち、以前のようにバンド毎にSWRの底が異なるようなことはありません。
小手試しにNH8Sを呼んでみましたが、24/21のCWで簡単にQSOできました。といっても殆どノーパイルでしたけど・・・・。気分かもしれませんが、電波が「パキッ」と飛んでるような気分になりますhappy01
ノイズも幾分柔らかくなり、耳に優しくなりました。

銅テープがアルミ柵と静電結合している効果は3.5や7メガのSWRが「綺麗に安定して」ストンと落ちたことで判ると思います。2mのラジアル1本追加では、このような効果は得にくいというのが僕の経験です。

給電点のインピーダンスが50Ωになり、ミスマッチによるロスが減ります。同時に50Ωの同軸が設計したインピーダンスで動作するので、シールド効果も設計通り得られ、外来ノイズの侵入を最大限に抑止します。
無線機のATUも不要ですから通過時のロスが減り、ファイナルも設計通りの負荷で効率良く動作します。こんな状態だと僕は電波が「パキッ」と飛んでるような印象を受けます。
もちろん、飛んでる電波が見えるわけではありません。

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コメント

銅テープはいいですよね~。うちのベランダ手すりも小さいですが幅広の銅テープ。車の屋根にもベタッと銅テープやっています。電線つなぐよりいいです。感覚ですけど・・・。(無駄な直流を通さないからかも?しれません)

投稿: JO1KVS | 2012年9月15日 (土曜日) 19時30分

来月に予定しているJA1NLX/VK4では、19階建てホテルの19階のバルコニにアンテナを設置します。
アンテナは釣竿利用のランダムワイアかループとATUの組み合わせです。今回はバルコニの手すりにこの銅テープを貼ってみようと考えています。床に這わせた2.5m長のワイアと併用します。

投稿: ja1nlx | 2012年9月16日 (日曜日) 08時32分

KVSさん
やっばり電線よりイイって感じ、しますよねぇ~。電子工作でも基板に貼り付けてランドにしたり、アース面強化したり・・・と便利に使っています。

NLXさん
バルコニーの手摺りが鉄筋から浮いてても、それなりに効果ありますので、ぜひお試しください。鉄筋につながっていると嬉しいですね。ピキッとした電波、楽しみにしています。

投稿: JI1ANI / 福井 | 2012年9月16日 (日曜日) 09時30分

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