KEM-DDS-AD9953 DDS-VFO 完成
選んだケースはオレンジ色の焼き付け塗装済のダイキャストケースで表面はレザー仕上げ。ケースの色は組み合わせて使う予定のモニター受信機とお揃いにしました。
モニター受信機は周波数固定でしたが、今回のDDS発振器と組み合わせるとジェネカバ受信機になります。
ケース加工は液晶表示用の四角穴が一番大変なのですが、大きめのドリルで穴あけしたあと、細いヤスリで穴を連結して、大きめの平ヤスリで整形しましたが、案の定一部歪んでしまいました。
液晶窓はダイキャストケースの厚みが2mm程度ありますので、ケースの内側に向かって斜めにテーパーを付けてあります。
普通は逆に「ハ」の字にテーパーつけますが、そうすると表示窓の回りにダイキャストケースの厚み分が、ブルー液晶の回りにダイキャスト剥き出しの銀色の枠として見えてしまいます。
逆テーパーをつけると、斜め上から見た場合に、角度の関係でダイキャストの厚みが目立ちません。
DDSキットには液晶ディスプレイが付属していましたが、今回用意したケースが小さいので、付属のディスプレイを取り付けるとVFOノブ(ロータリーエンコーダー)が納まりません。
そこで付属品コンパチ仕様でバックライト付きの小型ブルー反転表示の液晶ディスプレイを秋月で購入して交換しました。
オレンジ色のケースにブルー液晶は綺麗な対比で気に入っています。
また、キット付属の20Mhzの発振器は、電源投入してドリフトが安定してからも、発振周波数自体が揺らぎます(ゆらゆらと前後に1~4Hz動く)。気になるので、別途位相雑音が少ない水晶発振器を購入して交換しました。
交換後は、通電後30分程度経過すると安定し、発振周波数自体はピタッと安定します。
キットからの変更箇所はこの2点です。オリジナルではディスプレイ用の電源の7805がアッチッチですので、慌てて放熱器を取り付けましたが、小型の液晶ディスプレイに交換したら負荷が軽くなったようで、普通に触れる程度になりました。触ってもアチッってなりませんので放熱器は不要です。
オレンジ色のケースには茶色が合いますので、プッシュボタンやVFOノブ、スナップスイッチなど茶色を揃えたかったのですが、残念ながら揃えられませんでした。
でもシャンペンゴールドのVFOノブや茶色のプッシュボタンでそれなりにアクセントが付いてるし、ケースと違和感はないと思います。
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