9Band BPFの修正
ブログを始める前ですから10年くらい前に作った9バンド・バンドパスフィルターです。ICOMのCI-Vで無線機と連動して切り替える仕組み。
自作ではありませんよ。自分がやったのはケーシングだけで、各バンドのバンドパスフィルターとバンドデコーダー基板は完成品です。
写真は修正作業中のもの。
手前にHFの6バンドのBPFが見えていますが、裏面にはWARCバンドのBPFが納まっています。
左奥のWARCバンドのフィルター切換ボード(黒いリレーが載ってる基板)は自作ですが、6バンドBPFは完成品を購入してケースから取り出したものです。
ノイズキャンセラーの混変調対策に押し入れから引っ張りだしたのですが、久しぶりに電源を入れてみるとバンドデコーダーが動作しませんでした。
バンドデコーダー基板の不良だと思っていましたが・・・・調べてみると、単純なグラウンドの接触不良でした。このケース、ビスで部材を組み立てる方式で、部材と部材の接触が良くなかったみたいです。
そこで、部材経由でグラウンドを取るのではなく、別途グラウンド用の配線を行いました。接触不良はともかく、今なら高周波を扱うのにこんな作り方はしませんが、10年前は直流的なグラウンドで全てokだと思っていましたからなぁ・・・・。
懐かしく思いながら、詳細を見てみると色々と気になるところが多数あって・・・・作り直したい気分になりました。僕も少しは進歩しているようです。
作り直したいのはヤマヤマですが、今回は「とっても」気になるところだけの修正に留めました。そのうちSO2Rでも本格的にやるようになったら作り直しを考えます。
この他にもいろいろ作った記憶がありますが、やはりキチンとケースに入れないと消えちゃうなぁ・・・。このフィルターは当時としてはかなり気合を入れて作ったのです。そもそも、こんな高価なケース(確かに1万円近くした)を使ったのはこれが初めてです。
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