LDG AT-600Proの同軸給電改造
修理して保管しているオートチューナーLDG AT-600Proの同軸給電改造を始めました。この改造はオートチューナー購入時から検討していました。オートチューナーの同軸給電はMFJのオートチュナーではお馴染みの方法です。
MFJの同軸給電ユニットのMFJ-4117の説明書を見ると、MFJ-4117を2個使えば、自作しなくても手軽に同軸給電ができることがわかり、早速注文しました。
ところが、ベランダに屋外コンセントが付いているため、わざわざ同軸給電しなくても使えることが判明、その時は計画を中止しました。
MFJ-4117を2個使った時は図のようなイメージになります。原理的には同軸の芯線にチョーク経由でDCを入力・出力して、無線機側とアンテナ側はコンデンサーで高周波は通して直流のDCはカットするわけです。
中身も原理通りでとっても単純。自作しても簡単でしょう。でも、同軸にDC流すので自作だとなんとなく不安ですけどね。自作で面倒なのはケースかも。中身は想像通りでした。
オートチューナーはアンテナマストに取り付ける予定です。屋外ですから防雨型の電工ボックスに入れる予定ですが、AT-600Proのケースは結構大きいのです。
ケースごと納まるサイズの電工ボックスはかなり巨大なものになってしまうので、今回は基板を取り出して納める予定です。
未来工業のウォールボックスの中から基板+αのサイズが納まる電工ボックスを見付けましたので、MFJ-4117の中身を取り出して、LDG AT-600Proの基板の上に同軸給電回路を移植して、その基板のみ納めて省スペース化することにしました。
SWR検出用のカプラーとチョークが近くなってしまったのがチト心配。
でも取り外したチョークの足が短いので、この配置じゃないと最短で配線できません。
問題があるようであれば、画面左下のアキスペースにお引っ越しですね。
今回はDCジャックを生かして改造しましたので、DCジャックに給電しても、同軸から給電しても、どちらでも動作するようにしました。
バラしていないもう一個のMFJ4117は、シャックで無線機とコモンモードフィルターの間に挿入して同軸に給電します。
あとは、基板を電工ボックスに入れて、ボックスの外に同軸を配線したりする作業が残っています。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント