目黒電波測器 MAK-6578A 自動ひずみ率計
昨日は音創り研究会の新年会でした。今回は色々なヘッドホンの聞き較べがメインでしたが、アンプや計測器も持ち込まれて聴いたり、測ったりと楽しい新年会でした。
僕はいままで触ってことのないひずみ率計に触れるのでワクワクしていました。
当日現れたひずみ率計は目黒のMAK6578Aで、自動でひずみ率を計れる最新機でした。詳しいメンバーから手ほどきを受けて、色々なアンプのひずみ率を計ったりしました。
ボタンが多数ありますが、計測自体は自動なのでレベルを適切なレンジに設定すれば、ひずみ率がわかるという仕組みでした。確かに生産ラインなどで簡単にひずみ率を確認できると思います。こんな高級測定器とはご縁がありませんでしたが、今回はとても良い機会でした。
音創り研究会の方向性としては、ひずみ率が高くても良い音(心地よい・気持ちよい)ならばいいではないか・・・ですが、良い音(心地よい・気持ちがよい)はひずみまくっているわけではない・・・ということが確認できました。
でも、ひずみ率が低いから良い音(心地よい・気持ちがよい)というわけではないところが、難しいというか、面白いところですね。
表現が難しいですが、少しひずみがあった方が味付け的にアンプのキャラクターとなって聞こえる事もあるが、ひずみが大切なのではなく、どのような聞こえ方でひずむのかが大切。
もちろん、ひずまなくても良い音ならば、それが一番ですけど。
※ひずみ率が数%以下での話。20%とか、ギターアンプなどは別の話です。
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