APB-3のノイズレベル
汎用実験基板 APB-3の記事で50Ωで終端したスペアナ画面をご紹介したのですが、友人から、素性を見るなら開放で見た方が良いとのアドバイスをもらったので、開放で計測してみました。
APB-3の入力は50Ωと1MΩの切換なので両方とも計測しています。
2.入力端子1MΩ設定開放・出力端子開放
入力を1MΩにすると、若干(数dBかな?)ノイズフロアが高くなります。また中波放送を拾います。見えているのは送信所が近くのFENやTBSです。
開放でもノイズフロアにへんなうねりもありません。キットにはノイズ対策などは一切していません。説明書通りにケースに組み込んだだけです。
オマケでスペアナらしくサブ受信アンテナのApexRadioの303WAで受信したHF帯のスペクトラムです。
アンテナから引き込んだ同軸をそのまま50Ω入力に設定したAPB-3に接続しています。フルスパンで50Mhz帯域ですから50メガまで見えています。
夜間に計測したデータですが、ApexRadio 303WAが中波帯で素晴らしい感度を持っていることが、このグラフからわかります。303WAがBCLファンに人気な理由が良く分かりますよね。
でも実は303WAを改造しています。本来は全長1.8m程度の真っ直ぐなホイップですが、エレメントの3段目、1.3m程のホイップをT(縦1m×横1m)型に取り替えて、キャパシティハットというか、T型にしています。全長は30cm程短く、横幅が1mになりました。
受信しながら7メガで良く受信できるようにエレメントを取り替えていますので、オリジナルはもう少し短波帯の感度が低くなります。
それにしても全長1.5mのホイップとは思えないほど、ローバンドを良く受信できています。素晴らしい!!
みなさんサブ受信アンテナにApexRadioの303WAはいかが?上げておけば、水平偏波のアンテナでは聞こえない信号がキャッチできる可能性が高いですよ。
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