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2013年2月 9日 (土曜日)

汎用実験基板 APB-3

Apb3tgkit_face おじさん工房が汎用実験基板 APB-1をリリースした頃から「欲しいなぁ~」と思っていましたが、かなり難易度が高いキットなので、二の足を踏んでいました。

それからも時々おじさん工房のホームページを見ていましたが、昨年にAPB-3を発見。今回はCQ出版社からカッコイイケース付きの半完成品の簡単キットで発売されるとのこと。

それからは売り切れの連発で全然入手できませんでしたが、先日販売サイトをみたら「在庫」がありましたので、早速注文しました。
組み立ては2時間くらいでしたが、ケースに入れたり放熱器を取り付けたりするのが一番時間がかかりました。

Apb3 PCへの測定ソフトやファームウェア書き換えソフト類も無事インストールできて、実験用の電源に接続して動かしてみました。
購入した主目的はスペアナですが、いゃぁ~~~素晴らしいです。入力をダミーで終端してフルスパンで計測してみると、こんな小さな、そして一応自分が作ったとは思えないような綺麗な結果がでました。
基板やケースなどでノイズ対策がバッチリできているのでしょうね。

最初に測定したのはDDS発振器。気になる高調波を調べてみると、第4高調波が一番高くて-34dB程度。
あんまり良くないけど、測定は5Mhzでしたし、追加でフィルター取り付けているわけではありませんので、マズマズでしょうか?

DDS発振器の近傍スプリアスも調べてみました。DDS発振器の出力を先日製作したRFサンプラー経由で取り出してスペアナで計測してみました。

Ddsこちらも想像以上に綺麗でした。付属のクリスタルオシレーターはイマイチでしたので、別途、低位相雑音のTCXOを購入して交換してあります。

もっとスプリアスが沢山でているのではないかと思っていましたが、それほどでもありませんね。
これなら安心して使えそうです。

でもこれから色々と測定しようと思うと、RFサンプラーだけじゃ減衰量が足りません。APB-3で調べてみると、自作のRFサンプラーのサンプリング出力は -36dBでした。

無線機の出力などを考慮すると、ちょっと足りないですね。アッテネーターを組み合わせたステップアッテネーターがあると便利そうです。アッテネーターはオーディオ帯域用は製作して持っていますが、高周波帯域のアッテネーターはもっていません。まぁ、100メガあたりまで使えればいいから、作ってみますかな。

そういえば秋月のアッテネーター抵抗キットがあったな・・・。

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コメント

返信ありがとうございます。参考になります。ATTも入手されたようでいいですねー。

手持ちのヒートシンクはちょっと背が高くて無理だったので何か調達しようと思ってます。

何回も別のところに書くのもなんなので、こちらにコメントしました。ではまた。

投稿: ji3gab | 2013年2月10日 (日曜日) 23時56分

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