簡易RF Samplerの製作
折角オシロがあるんだし、無線機の出力をサンプリングしてオシロで見たいな・・・と思ってはいたのですが、先日の屋外オートチューナーの電源供給でMFJ-4117を一個バラしてケースが余ったので早速作ってみました。
RFサンプラーって、送信機の調整などで2トーンを無線機に入れて、送信出力をオシロで見るために必要な道具です。
写真は今回製作したRFサンプラーで2トーンを入れた送信電波を取り出してオシロで計測したもの。
サンプラーの回路はHighfields Amateur Radio Clubが公開している回路です。
他にも色々と公開されていますが、この回路は多数の方が製作していて、再現性が高そうでした。
本来ならケース加工が一番面倒なんですが、今回は穴開け済のケース(?)があるので、それに組み込みました。
サンプリング出力のBNCメスの取り付け穴はDCジャック穴から加工しました。
回路は簡単なので、部品さえ揃っていれば15分もあれば十分。短い同軸を取り付けるのが面倒かな?
長さを測って同軸をカットすれば楽ですが、現物合わせだと逆に難しかったです。
簡単な回路ですが、1KV耐圧の5pFのセラコンは手持ちでありません。
そこで1.5D-2Vを5cmを1kV耐圧の5pFのコンデンサーとして代替としました。
50Ωは手持ちの1W 100Ωをパラとしています。1N914は代替品(類似品)の小信号用ダイオードを使っています。
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