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2013年3月 3日 (日曜日)

Prodipe Ribbon1のトランス交換

Ribbon1_rmx1 Prodipe Ribbon1が届いてから使い続けています。リボンマイクはアルミ箔が音波を振動として捕らえるモーター部分と、微弱な電圧を昇圧するトランス部分に別れています。

モーターを構成するアルミ箔や磁石でマイクの音が変わるのは当然ですが、昇圧するトランスでも音が変わります。というか、音が変わる部分はこの二つしかありません。

モーター部分は基本構成を換えるわけにはいきませんが、昇圧するトランスはピンキリで、安価なリボンマイクは安価なしわ寄せがトランスに来ているケースが多いみたい。ですから、リボンマイクのチューンアンプとしてトランス交換が良く行われています。

交換するトランスはルンダールのリボンマイク用トランスが有名ですが、SM-58が買えてしまうようなお値段で、安価なリボンマイクに入れるのはアンバランス気味です。
音創り研究会で昨年キットで販売したリボンマイクにはEDCORのRMX-1を使っています。RMX-1はルンダールの半額程度で手に入りますが、安価な割には性能が良く、とてもコストパフォーマンスが良いトランスです。

そんなわけで、音創り研究会のメンバーがリボンマイクをチューニングする時にはRMX-1を良く使います。オリジナルの音も判りましたので、Prodipe Ribbon1のトランスをEDCORのRMX-1に交換してチューンアップしてみました。

右上のサンスイの小型トランスのように見えるのが、オリジナルの昇圧トランス。RMX-1はシールド用の筒に入れてしまったので、配線しか見えません。
リボンが納まるマイクハウジングは銅製で、リボンを挟む強力な磁力の影響を受けないようになっています。

リボンは幅・長さともに、一般的なサイズです。音創り研究会のリボンマイクキットとほぼ同じサイズでした。
RMX-1はオリジナルのトランスよりも大きいので、シールド用の筒に納まるか心配でしたが、軽く押し込むと筒にククッと入り、ちょうど良い大きさでした。
因みにオリジナルのトランスは小さいので、スポンジテープを張ってシールド用の筒に納まっていました。

トランスを交換した効果ですが、やはり音が全体的に綺麗になった印象です。恐らくS/Nが良くなっていると思います。音の粒立ちがハッキリしてきた印象で、全体的にフォーカスが取れた音になりました。
フォーカスが取れたことで、逆にリボンマイクの特徴である低域の音の出方が際立ってきました。
いい感じです♪

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コメント

こんばんは!

ときどきこのブログを拝見いたしております。
今日は、ふとプロフィール欄を見て、気になりましたので、やはり書いてしまいます。
どこに書こうかと悩みましたが、この記事にします。

「Mic Preamp:HomeBlue」という記述がありますが、
「home brew」あるいは「home-brewed」のことではないかと、老婆心。

読み捨ててください。

また、メールアドレスが必須のため、記載しましたが、
通常は携帯電話で読んでいますので、御用の際は、
JI1ANIさんのブログあるいは私のブログにコメントをお願いします。
お騒がせしました。

投稿: smilewave | 2013年4月30日 (火曜日) 02時08分

smilewaveさん
こんばんわ。
ご指摘ありがとうございます。いゃぁ、自分では全然気がつきませんでしたが、恥ずかしいスペルミスしていますね。
lとrの発音の区別が付かないの丸出しのミスで、お恥ずかしい限りです。
自分ではHome brewと書いたつもりでしたが、Home blueになっていました。本当にご指摘ありがとうございました。

投稿: JI1ANI/福井 | 2013年4月30日 (火曜日) 19時21分

この記事へのコメントは終了しました。

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