アッテネーターとRF Samplerの減衰特性
デュアルロータリーアッテネーター JFW 50DR-001と自作のRF Samplerの減衰特性をAPB-3で測ってみました。JFW 50DR-001は中身は問題ないとのフレコミでしたが、なんせ格安の中古で見た目もくたびれて、錆びがでている部分もあります。
そこでネットワークアナライザーで各ステップの減衰量を調べてみました。
1dBステップの部分はこの結果とは別に拡大して調べたけど問題ナシ、10dBステップは40dB以上がなんだか怪しいですね。測定に長めの同軸を使った影響かな?それともそう言う訳で出回ったのか・・・でも合計で50dBまでは使えそうです。
JFW 50DR-001の耐入力は2Wまで。普通の無線機の出力には使えません。
■追記■
40dB以下が怪しいグラフになるのは測定方法に問題がありそうです。JFWさんゴメンナサイ。でもロータリースイッチの接点が多少くたびれているのは事実ですから、その影響もあると推測しています。
無線機の出力からサンプリングするための自作のRF Samplerは、サンプリングした出力をスペアナに入れるには減衰量が不足していたので、ピックアップ用の同軸コンデンサーを切り詰めました。
予想外に通過損失が少ないです。今はダミーロードに接続してサンプリングしていますが、この程度の損失なら運用中に常時サンプリングできるかも。
改造後のRF Samplerの減衰特性です。
抵抗と同軸コンデンサーのピックアップで空中配線では周波数が上がると結合度も上がって減衰量が減っちゃいますね。HF帯で減衰量が10dBも変わっちゃうのはバンド変えることを考えるとマズイ・・・。
まぁ、無線機の出力絞ればいいのですけと、フルパワーで測ってナンボだしなぁ・・・。空中配線してるし・・・・。同じお手軽でもコアに同軸通す方式に変えた方が良さそう。
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