MFJ-1026 ノイズキャンセラー改造後
MFJ-1026を使い始めて半年近く経ちました。自分なりに使いやすいように改造して、現在ではこんな感じになっています。
僕の場合、無線機の受信アンテナ入力部分に挿入するので、キャリコンは使いません。
一番左側のT/R DELAYのポッドは取り外して、基板上は直結(DELAY最短)にしてあります。
ポッドの代わりにAUX(ノイズ)アンテナとメインアンテナを切り替えるトグルスイッチを取り付けました。電源スイッチに無関係に無線機への入力をAUXかメインアンテナで切換できます。
回路的にはAとBをスワップするようになっていて、ノイズキャンセル時に位相が足りない場合には、このスイッチで入力を逆転させて位相差を出せるようにします。
ツマミは微妙な調節が多く、オリジナルでは細すぎるため20Φのものに交換しました。本当は30Φ程度に交換したいのですけど、ツマミの間にあるプッシュスイッチがあって、30Φだと回した時にプッシュスイッチに指が当たっちゃいます。
同時に内部のポッドも安物のポッドを大型の同容量のポッドに交換しました。交換したことで微妙な調節でスムースにできるようになりました。
やはり小型のポッドだと回転角度に対する容量変化は同一でも、変化していく時の「滑らかさ」がありません。
大型のポッドだととても滑らかに変化するのです。特に変化が急激なヌル点を見付けるPHASEは滑らかさが命です。
PHASEのポッドを大型で信頼性の高いものに交換するだけで、ノイズキャンセルがかなり楽にできるようになります。
内部的には前回ご紹介した時から殆ど変更していませんが、ノイズキャンセラーの場合はノイズキャンセルに微妙な操作が必要なため、性能よりも「使いやすさ」の改善が重要に感じます。
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