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2013年8月13日 (火曜日)

APB-3 スペアナの限界?

発振器のスペクトラムを計測していてAPB-3のスプリアスかも・・・なんて不遜なことを考えました。既にスプリアス対策をしているので、それほど目立つスプリアスは残っていないとは思いますが、なんせ、実験基板、何が普通なのかが良く判りません。

そこでオーディオマニアの間では有名な低位相雑音のTCXOが3.3Vなので、乾電池で駆動してAPB-3で測ってみました。
APB-3のスプリアス対策後の計測は初めて。スプリアス対策前の計測結果はこちら

Tcxo う~む。ノイズフロアは-125dB弱って感じですね。ピークで-3dB程度ですから目盛り上のダイナミックレンジは120dB程度となります。APB-3自体のフロアノイズはRBW7Hzだと-127dB辺りです。

±40kHz前後のヒゲはAPB-3の電源アダプター由来のノイズです。

実際にはAPB-3で使っているチップなどの性能から110dB程度ではないかと想像しています。絶対値的には?ですが、相対比較で優劣はわかります。

先日の髭だらけの計測結果と打って変わって、綺麗な富士山型が現れています。さすが乾電池ですね。

ということで、やはり電源回りで発生しているノイズだと確証が取れました。やっぱりねぇ。
APB-3のスプリアスは綺麗になったので、僕の電源回路だろうなと思ったのですが・・・・。APB-3はやはり素晴らしい測定器ですね。

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