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2013年9月22日 (日曜日)

自作マイクプリアンプのヘッドをTHAT1570に交換

That1570_2 久しぶりにマイクアンプを製作しました。THAT社の最新チップ、THAT1570の特徴はQFNパッケージで平衡入力・平衡出力、低ノイズ・低歪み、±電源というところ。

音創り研究会のマイクアンプ、DMS-05シリーズのキットでもTHAT社のチップを使っていますが、DIPパッケージなのと出力が不平衡出力なことろが異なります。

THAT1570は平衡出力なので、出力をそのまま平衡入力の機材に入力できるので、気分が良いです。もっとも、不平衡出力で入力しても「ノイズが増える」ことは経験していませんが、やはり「ノイズに強い」という特徴は安心感があります。それと平衡入出力だとなんとなーくフラット感(見通しの良さ)があるように感じます。平衡だから周波数特製が良くなるということはありませんので、感覚的なんですけどね。

自作のマイクプリアンプは、不平衡出力をルンダールのLL1524で平衡出力にトランス変換していました。結構ふんわりした雰囲気になっていましたので、今回もルンダールのLL1524を入れて(単純にカップリングで入れているだけ)なるべくふんわりした雰囲気を狙います。

写真を見てお気づきかもしれませんが、部品には高性能なものを使って自分としては「これでダメなら自分の腕のせい」というのを狙っています。
抵抗はVISHAYの金属箔抵抗のトップエンドZ201とそのスケルトンタイプのVARです。電解コンデンサーは秘蔵のOSコンを使いました。入力のRFI対策のセラミックコンデンサは・・・・普通ですけどね。

Cal_210 簡単な回路ですから、ゆっくりと進めて2時間程度で完成しました。ポイントはDIP16pinソケットをCalKit No.210 CALデジタルIC基板に載せて、ランド法で使いやすくしたことです。

ランド法はプリント基板を製作せずに自作できる手法としては一番優れていると僕は思っています。でも、チップの扱いが問題で、当初は裏返して載せる方法が紹介されていました。でも裏返すとピンの並びも逆になって、ジャノメ基板と一緒で配線を間違えやすくなります。

CALのデジタルIC基板を、チップのサイズにあわせてカットして、ソケットとカットしたCAL基板をハンダ付けしてから、ランドとして貼り付けるわけです。

チップを裏返さずに基板に載せると、回路図通りの配線となり、配線ミスがなくなりますし、製作が容易になります。CalKitにはDIP8pin用のとても使いやすいタイプの基板もありますので、そのうち紹介します。

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コメント

またまたすんません。
NFBのRA、RBの精度 抵抗値を合わせないとCMRRが良くならないので平衡出力のメリットが十分で無くなるかも?
入力のバイアス抵抗がPDFだと1kΩなのでマイクとしては重いかなー
っとPDF斜め読みなので間違いはごめん。

投稿: アンドロメダ | 2013年9月25日 (水曜日) 06時10分

アンドロメダさん
こんばんわ。RA RBは昨夏に製作した1号機は誤差±1%、今回の2号機は0.01%の抵抗を使っています。念の為テスターで測っても同一値でした。
入力のバイアスはご指摘のように1kΩはちょっと小さい値で、他のマイクプリでは数kΩかそれ以上が多いようですが、最近のマイクはインピーダンスが200Ω~数十Ω程度のものが主流になっていることも理由ではないかと想像しています。

投稿: JI1ANI/福井 | 2013年9月25日 (水曜日) 20時43分

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