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2013年10月27日 (日曜日)

2013秋 CQWWDX Phone お空は爆裂中

ここのところコンディションが良いのですが、CQWWの週末は見事にコンディションが上がったところでの開催です。このコンディションは爆裂と表現しても良いのではないかと思います。

28メガはGPなんですが、朝の北米も深いところまでオープンして東海岸ともQSOできましたし、昼過ぎ~夕方のEUも申し分ないようなオープンです。昼過ぎにOHが59+で聞こえたのには驚きました。

GPで結構楽しめたので、コンディションは相当良いと思います。21メガは2エレですが、200~300のバンドの中央は信号が重なり合って凄いQRMMでした。フルサイズの3エレとかなら相当遊べたのではないでしょうか?

残るは明日の朝ですが、コンディションは少し良くなっているようです。久しぶりに早起きしてでてみるかな? このコンディションならベランダのモビホでも結構楽しめると思います。

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2013年10月26日 (土曜日)

5連LED VUメーターキット

5led_vu 最近はVUメーターと言えばLEDですよね。VUメーターはあまり見かけなくなりました。LEDのVUメーターにも色々あって、高級なのは20個ちかくのLEDがピカピカしますが、一般的にはLEDが5~10個程度ではないかと思います。

VUメーターはピークLEDで代用できなくもありませんが、やはり信号に合わせてピカピカ光るLEDは綺麗です。

ピークLEDをピカピカさせたらマズイので、レベルに合わせてピカピカするのが欲しい・・・となると、5連LEDくらいは欲しいですね。

KA2284を使った5連LEDのVUメーターキットが安価でしたので、製作してみました。KA2284は外付け部品が少ないのは当然として、アンプ内蔵なのでレベルが低い入力信号でもLEDをピカピカできます。
このキットは安価ですが、良くできていました。マイクアンプにでも組み込むかな?

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2013年10月20日 (日曜日)

音創り研究会 研修旅行2013

Moog この週末は音創り研究会の研修旅行(?)でした。研修旅行はNHK放送博物館の見学からスタート。

多くの放送機材が展示されていて、一部は動態保存されています。
音創り研究会のメンバーは無線家ですから、展示に物に興味津々。

特に歴史を追って多数展示されている放送用マイクの代表的なものは、同じ声と音で録音されていて、マイクの聴き較べができるようになっています。マイクの特徴が一目瞭然です。僕はAベロが気に入りました。
でもダブルボタンマイクの見た目もいいなぁ~。

NHK放送博物館で一番感動したのは富田勲さんも使っていたムーグのアナログシンセサイザーでした。
高校生のころ、友人がミニムーグを買って、ミニムーグは少し触ったことがあります。プログレ少年でしたが、いゃぁ、こんなことろでムーグのホンモノを見れるとは思いませんでした。

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2013年10月19日 (土曜日)

受信したノイズを再送信するアンテナの考察

受信したノイズを再送信するアンテナというオカルトっぽいタイトルの記事にしましたが、フト原因らしき理由を思いつきました。
受信した「ノイズ」を再送信する「アンテナ」ではなく、受信した「電波」を再送信する「エレメント」と読み替えれば理解していただけるのではないでしょうか?

そうです。パラスティックエメント動作です。

パラスティックエレメントとは、ある周波数で共振したアンテナエレメントAの近くに、他の周波数に共振したエレメントBを配置すると、AのアンテナにBのエレメントが共振している周波数で送信すると、アンテナエレメントBには給電していないのに、エレメントBから電波が輻射されるという仕組みのことです。

この方法は、多バンドのエレメントを同一ブーム上に配置して、エレメントが相互に干渉することを利用して利得を稼ぐことを、フォーワードスタッガと名付けて一世を風靡したForce12のマルチバンドアンテナの一部で採用されています。

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2013年10月15日 (火曜日)

台風対策でアンテナ下ろしました

久しぶりの直撃コースの台風26号に備えて2エレを下ろしました。マストから外して21メガ用に追加したキャパシティハットを外してから、屋上にペタリと置きました。
エレメントの片側はアルミ製の手すりに固定して、ブームの反対側は屋根の上に腰を下ろしていますが、一方のエレメントは屋根から10cm程度浮いたまま固定できません。
固定していない片側だけで風で持ち上げられる可能性はありますが、マストの上でキャパシティハットが付いた状態よりも、遥かにリスクは低いでしょう。

改造2エレの元ネタは頑丈なアンテナで有名なミニマルチ社のHB28-50ですが、なんせエレメントの先端に1mものキャパシティハットを追加しているので強度が心配なのです。垂直に取り付けたキャパシティハットも面倒ですが、ブームの前後に飛び出しているマッチング用のヘアピンも面倒ですね。

帰宅後で暗くなってからの雨の中での作業でしたが、取り外しし易い(=上げ易い)ようにしているので、下ろして固定する作業時間は20分程度、でも全身ずぶ濡れになってしまいました。

■追記■
台風通過後に再びアンテナあげました。下ろして固定するのは20分、あげ直すのは1時間。やっぱり下ろすよりも、上げる方が大変ですね。

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2013年10月14日 (月曜日)

YY5FRD 21/PSK31

ベネズエラって久しぶりだなぁ・・・と思ったら10年ぶりのQSOでした。21メガのモードニューです。
なかなかピックアップされませんでしたが、コールしているうちにQRZ JA?となってピックアップして戴きました。

米国辺りからのコールが多かったのかも知れません。こちらからは見えませんでしたが・・・。
今日は長時間QRVしていたので、何回かに分けてコールしましたが、早い時間よりも8時過ぎくらいの方が信号が強かったです。

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2013年10月13日 (日曜日)

A52IVU 18/PSK31

久々のブータンです。素敵な王妃さま(王様も・・・)が来日されたのは記憶に新しいですが、QSOも久しぶりです。ログで調べると2007年以来のQSOでした。

信号はプリンタブル程度で、そんなに強くありませんでしたが、ノイズキャンセラーでノイズをキャンセルしてのプリンタブル。ノイズキャンセラーがなければ受信はできませんでした。
暫くワッチしてから頃合いを見計らってコールすると、2コールで応答がありました。
18のPSK31はモードニューです。今晩はコンディション良いみたいですね。黒点数が100超えると違うわ、やっぱり・・・。

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EI4II 24/CW

お隣スコットランドも遠かったけど、やはりアイルランドは遠いですね。なかなかチャンスがありません。
今日はハイバンドのコンディションが良かったので、24メガでQSOできました。スポットされたこともありますが、結構なパイルアップでした。
EIのCWは21メガでCFMしているだけで、他のバンドは未交信。CWはやっと2局目です。

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受信したノイズを再送信するアンテナ?

ノイズキャンセラーを使っていて、不思議な現象を経験しました。僕は送受信アンテナの他にノイズキャンセラー用の特性が揃った2本の受信専用アンテナを使っています。
ノイズがでてくると、受信時にはノイズキャンセラー用の2本のアンテナを使ってノイズキャンセルして、送信時には送受信アンテナを使う形になります。

送受信用のアンテナには同調点を連続可変できるスクリュードライバーを使っています。ノイズキャンセラー用のアンテナには1チップの自作Mini-Whipアンテナを使っています。
ノイズキャンセルは2本のアンテナでノイズを同等レベルで受信して、位相をズラしてキャンセルするわけですが、送受信アンテナの同調点と、キャンセルしたいノイズの周波数が同じだとノイズのキャンセルが不十分になるのです。

以下に状況を整理します。1と2ともにノイズキャンセル用の2本のアンテナで受信中です。

1. 7メガ受信中   送受信アンテナ 7メガ同調  ノイズキャンセラー効き悪い
2. 7メガ受信中   送受信アンテナ10メガ同調 ノイズキャンセラー効き良い

つまり、7メガで送信しようとして、送受信アンテナを7メガに同調させるとノイズキャンセラーの効きが悪くなるんです。
ノイズキャンセラーを使っている方は少数ですし、そもそもスクリュードライバーなどの同調周波数可変型のアンテナを使っていないと、送受信用のアンテナの同調点の変化が、近くの受信用のアンテナに影響を出していることに気づかない方が多いのではないかと思います。

アンテナは5m程度の距離で設置していますので、相互に影響し合うのは当然だと思いますが、2の状態ではノイズが綺麗に消えるのに、実際に運用する1の状態ではノイズが消えないのはとても悔しい。

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2013年10月12日 (土曜日)

THAT1512 AC電源マイクプリアンプの製作

1512_ac 以前製作したAC電源マイクプリアンプは抵抗分割で両電源でしたので、DCDCを使った方式に改造しました。
改造がてら入力部分も改造して、入力インピーダンスを可変できるようにしてみました。

来週は音創り研究会の合宿なので、持って行って各局に評価してもらうつもりです。電源は安価なACアダプタでDC12Vを得ています。小さいケースに電源トランスを押し込むと、ハムがでてしまったので、苦肉の策。

このACアダプタは結構ノイズがあるので、簡単なフィルター通してからDCDCに入れています。回路はDMS05MarkIIと基本的に同じです。

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2013年10月 6日 (日曜日)

JI3GAB局がデジタルプリディストーション実験に成功

SDRでオンエアされている方が増えてきたように感じています。SDRだと高性能な無線機が安価に作れることが原因ではないかと思いますが、広帯域なスペクラムスコープ機能があることも大きな理由だと思っています。
送信では送信信号をダイレクトに生成するので、容易に色々な変調方式に対応できるのですが、その柔軟性を活かして「歪みを減らす」技術がプロの世界では実用化されています。
その一つがプリディストーションで、ノイズキャンセラーみたいな動作原理で歪みを減らす技術です。

つまり源信号が終段などで歪んだ波形になるのなら、源信号を生成する時点で増幅している間に歪む方向とは逆方向に歪んだ波形を生成して送信します。増幅して+1に歪むなら、源信号を生成する時に-1で歪ませた信号を生成します。

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2013年10月 5日 (土曜日)

チップ部品を使ったHPF をケースに入れました

Bcb 以前の記事「チップ部品を使ったHPF」をダイキャストケースに納めてみました。
中波帯の強力な放送局の電波を弱めつつ、160mでは最小限の影響に留めるように考えましたが、中波帯放送局の阻止を優先した設計です。

僕としてチップ部品だけで作った初めてのフィルターですが、裸基板でも自分で驚く程の特性が得られ「コイツをケースに入れればさぞかし特性が良くなるだろう・・・」と思っていました。

フィルター類を自作された方は経験済だと思うのですが、確かにケースに入れるだけで良くなる面もありますが、グラウンドの処理一つで特性が変わるヤヤコシイところもあることが判りました。

今回の製作での最大の収穫は基板のグラウンドと金属ケースの接触方法でした。中身はお恥ずかしい状態なのでお見せしませんが、結局は教科書通り「インピーダンスを低く」保つように接触させると一番良い結果になりました。

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