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2014年2月 8日 (土曜日)

LTC1144 Boost modeでのノイズ

Ltc1144 負電源用のチャージポンプ、LTC1144をブーストモードで使うと、オーディオアプリケーションにも使えそうなことが判りました。

確かにBoost modeにすると5kHzと高調波のビャ~~~って音は聞こえません。データシートでは10倍の周波数になる・・・と記載されていますので50kHz付近にお引っ越ししたハズです。

百聞は一見にしかず・・・ということで、実際にスペアナで調べてみました。
負電源ノイズを調べるのに、元の電源にノイズがあってはマズイ。

そこでスイッチング方式のACアダプターと乾電池の両方で調べてみました。上の薄い水色がスイッチング電源、下の濃い水色が乾電池です。
やはりスイッチング電源だと、電源ノイズが100kHz付近をピークにすっぽ抜けています。下の濃い水色の乾電池を使った方がLTC1144 Boost modeでのノイズです。

データシート通り54kHz付近にお引っ越ししているのが確認できます。オーディオ帯域ではこの実験ではかなりのS/Nが取れていることが確認できましたが、できればもう一踏ん張りして100dBを超えたいところです。

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