LDG AT-600Proのバージョンアップ
1年ちょっと前に記事にした「LDG AT-600Proの同軸給電改造 その1~3」ですが、同軸給電にしてHB28-50に接続してみました。
28メガと50メガでは問題なく動作して、試しに24メガでチューニングとったらSWRが1.0になるんです。
調子に乗ってRTTYでフルパワーだしたら、小刻みにSWR計が動いたと思ったら∞へ・・・。慌ててアンテナマストに取り付けたチューナーを見たらコアが一個破裂していました。
オートチューナーのTipsとして、トラップ入りのエレメントは嚴禁・・・ってのは知っていましたが、コアが破裂するほど強烈だとは思いませんでした。
トラップ入りエレメント嚴禁ってのは、アンテナ自体がもともと対応しているバンドではオートチューナーを使っても問題ありませんが、今回のように対応していないバンドをオートチューナーで対応させようとすると・・・という意味です。
そんなわけで、オートチューナーでのマルチバンド化はスッパリ諦めてキャパシティハット方式でのミニビーム化になったのでした。
コアが破裂してから1年経って、ショックも和らいで再挑戦する気力も戻って来たので、そろそろ破裂したコアを修理しようと思ってコアやエナメル線を集めたところでフト「そういえばファームウェアってどうだったっけ?」と思いつきました。
AT-600Proの基板をみるとV1.0の初期バージョンです。LDGのサポートページで調べると最終版はV1.3です。AT-600Proは既に生産中止でPro2へと切り替わっていますので、バージョンアップ用のROMは在庫限りのようです。
ROMはPayPal決済で購入できるようですので、早速ポチッとしました。数週間して小箱に入った写真のROMが届きました。
時間ができたら、コアと一緒にROMも交換するつもりです。
コアの破裂した原因がファームウェアにあるとは思っていませんが、可能性はゼロではないような・・・気がしています。
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