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2014年10月18日 (土曜日)

RF Inquiry CF-250Eの中身

Cf250e 10年くらい酷使したコモンモードフィルター、RFインクワイヤリーのCF-250Eが内部で断線したようです。

酷使というのは、本来CF-250Eは室内専用ですが、屋外のアンテナの給電点で使ったり・・・という意味で、定格以上のパワーを入れた酷使ではありません。

購入した時から中身がどんな感じなのか興味がありましたが、壊れたので気持ちよく分解することができました。

内部が錆びているのは屋外で雨ざらしにしたためです。また寒暖の差による内部結露も多かったことで錆びが発生し、断線に繋がったと想像しています。屋内で使えばこのような故障はしないでしょう。

CF-250Eの中身はコア4個、直径2.5mmΦのテフロン同軸で各コア3回巻の4重連です。コアのサイズは筒の直径やMコネのサイズから想像してください。

細いテフロン同軸使っているのは想像どおり。でもコアは一回り大きめくらいのコアだと想像していましたが、このサイズでもSWR2程度のアンテナに接続してRTTYで200W運用みたいに10年使って問題ありませんでした。

今回参考になったのはコネクタへの同軸の取り付け方。写真では良くわからないと思いますが、網線で内部の同軸とコアの重量を支えるように取り付けてあります。
これなら立てた時にコアと同軸の重量が細い中心線に掛からず、断線しにくくなっています。

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