空冷ダミーロードの改良 その3
M型フランジタイプのコネクタに同軸を普通に取り付けた状態から、コネクタのみをN型フランジタイプに交換してみました。
N型フランジコネクタはアンフェノール製を使いました。
N型コネクタに同軸をハンダ付けするのは人生で初めて。N型フランジコネクタの裏側はM型と同じような形なので、M型と同じようにハンダ付けしてみました。
今回はコネクタをM型からN型に変えて周波数特性がどのように変わるのか?楽しみにしていました。
早速SWRを計測してみると・・・
やはり、N型にすると周波数特性が大きく改善され、435MHzでSWR1.25まで落ちました。
写真ではコネクタ付近に銅板が共締めされていますが、銅板で同軸を押さえ込まなくてもSWRは1.3以下で大きな差はありませんでしたが、同軸のコールド側をケースに密着させることによる効果は確実にあることが判りました。
銅製のケースにして、同軸の網線をベタハンダ付けすれば、周波数特性はもっと良くなりそうです。
ということで、
やはりUHF帯ではコネクタはインピーダンス整合されているBNCやN型が良いという当然の結果でした。
普通のM型でも銅板を加工して円錐形にして被せてインピーダンス整合をすれば似た結果になるとは思いますけど、今回は職人技はナシです。
今回N型コネクタのパワー(?)を見せつけられたので、次はN型の貫通型コネクタ※の威力を試してみます。
※ケース側がN型オスコネクタの同軸取り付け部分の構造で、パネルに取り付けるフランジが付いていて、パネル側はN型メスになっているコネクタ
チップ型終端抵抗への給電点の同軸のコールド側は、同軸の網線を放熱器にベタハンダしてみるつもりです。
さて、貫通型コネクタの威力は?
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