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2015年2月28日 (土曜日)

MA5B 雨天のSWR

短縮アンテナで気になるのが雨の影響です。雨や雪の影響でアンテナの共振周波数が下がるわけですが、短縮アンテナはバンド幅が狭いので、影響を大きく受けるようだと、雨の日は強制QRTとか、困ったことになります。

雨の日にSWRを測ってみると、やはり雨の影響でSWRの底がバンド外になったりするバンドもありますが、もともとSWRが低いので無線機のオートチューナーで対応できるため、運用上は問題無さそうです。

雨の影響が大きいのはパラスチックエレメントを追加した50MHzですね。もう少し調整してSWRの底を下げようかと思っていましたが、雨の日を考慮すると現状が落とし所なのかもしれません。

20m晴天
20150214_ma5b_20m

20m雨天
20150226rain_ma5b_20m_2
測定範囲を間違えましたが、雨の影響は軽微ですね。

17m晴天
20150214_ma5b_17m

17m雨天
20150226rain_ma5b_17m

15m晴天
20150214_ma5b_15m

15m雨天
20150226rain_ma5b_15m

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2015年2月26日 (木曜日)

川越の梅

Wp_20150222_13_11_44_pro 先週末に、誕生日を迎える母のお祝いで、家族で鰻を食べに行きました。
練馬からですと浅草辺りも川越も時間的には同じ位ですので、今回は散策も兼ねて川越の鰻屋さんに行きました。

予約は昼過ぎにして、お昼ごろは川越の町を散策。
やはり小京都のような雰囲気で、落ち着きますが、暫く訪れないあいだにすっかり観光地化していて、外国人も多くてビックリしました。

写真はお菓子横町辺りでほころんでいた梅をスマホでパチリ。当日は寒かったですが春が近いですね。

東京近辺で、江戸時代の町並みが味わえて、江戸城から移築されたお部屋やお庭を見学したり・・・川越はそういう意味では良いパッケージなんでしょうね。新河岸川の偉大さと、当時の水運業の隆盛に思いを馳せました。

鰻をいただいた川越 いちのや さんは、天保三年創業の鰻屋さんで、甘辛バランスの取れたタレで美味しく鰻をいただきました。今回は個室を予約したので、お祝いには良かったです。
あ、都内に支店もありますよ。

また、あの鰻を食べに行きたいなぁ~。

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2015年2月22日 (日曜日)

売ります:ミニマルチ UMX42A 24K

Umx42a

ミニマルチ UMX42A  14/21/28/50 4バンド2エレ
付属品: 説明書のみ(バランは付属しません)
価格: 24K(送料込み・手渡しは20K)

2014年9月下旬~2015年2月上旬まで使いました。屋外設置期間は半年程度ですので、サビなどは一切ありません。
エレメント接続部分は付属の導伝グリスを塗布して接続後、ビニールテープで保護してあります。

エレメント8本とマストは組み立て済みの状態で梱包しています。組み立てはブームにエレメント8本を取り付け、位相給電ラインなど給電部分を取り付けて完了です。MA5Bの入っていた箱に入れてお渡しします。

このアンテナのについは過去の記事をご覧ください。

UMX42A

UMX42Aその1

UMX42Aその2

お譲りする方が決まりました。ありがとうございました。

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2015年2月21日 (土曜日)

MA5Bの50メガ対応 その3

7863m330 MA5Bのクラシックバンドラジエーターにクリエートデザインの786Cを取り付けると、SWRの底は50.7MHz付近でした。

786Cのエレメントは10Φのアルミパイプですが、V型DPに取り付け可能なように、エレメントは3分割されていて、両端は130cm10Φのアルミパイプ、中央は幅約10mm長さ15cmのステンレス板です。

V型DPの角度を替えても、ステンレス板が柔軟に曲がってV型DPがどんな角度でも対応できるように工夫されています。

僕は50メガではSSB/CWのみ運用しているため、SWRの底を50.2MHz付近にするため、IV線と圧着端子で両端のアルミパイプ間を接続するセンターエレメントを制作して取り付けてみましたが、様子がヘン。オリジナルのデータから予想して作ったIV線のエレメントに取り替えるとSWRの底がバンド下にズドーンと下がってしまいます。

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2015年2月18日 (水曜日)

SU9VB 28/RTTY

黒点数は40台なのに、こんな時間にSUがオープンするんですね。週末のVO2NSといい、夜遅くの28メガのSUといい、コンディションは良いということなんでしょう。

Zone34のRTTYも貴重です。WAZで残るのは2,34,35辺りだと思いますヨ。28のRTTYは34の他にもまだ残っているので、完成は次のサイクル?
このコンディションだと、今週末のARRLは結構楽しめそうな感じがします。

クラスターに上がったこともあって、JAの代表的なDXerが次々とコールしてQSOしています。

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2015年2月17日 (火曜日)

VO2NS 21/RTTY

O2NS ナザレさんと14年ぶりにQSOできました。ず~~~~~っと狙っていたZone2です
報告が遅くなりましたがWPX RTTYコンテストの最終日の朝でした。
前回は21メガのPSK31でのQSOで、ナザレさんとQSOして、デジタルWAZへ大手がかかりましたし、今回CFMできると21メガシングルバンドWAZがRTTYモードでコンプリートなんです。

昔と違ってZone40が暴落しちゃったので、今ドキのWAZで難関は伝搬的に困難なZone2や西アフリカでしょうかねぇ。西アフリカはペディション待ちもできますが、Zone2はDXCC的には雑魚ですからね。ペディもあまりありません。

14メガシングルバンドWAZのRTTYモードは既にコンプリートしているので、2バンド目なのです。RTTYモードで且つシングルバンドWAZは結構価値があると感じています。いゃぁ、嬉しい。MA5B、ナバサは惨敗ですが、やはり上げた効果がありました。

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2015年2月15日 (日曜日)

MA5Bのビームパターン

天気が良いのでMA5Bのビームパターンを測ってみました。MA5Bは屋上3mに上がっていますが、10m離れたところに5mのアルミポールを立て、50メガのロータリーダイポールを取り付けました。
クリエートデザインの6mアドオンキット786Cで、6バンド化したMA5B。数日間ではありますが、運用した感じでは6mは従来の2エレを上回るパフォーマンスを感じていますが、どんなモンでしょうか?

6m (MA5B+786C)
20150214_fi_chart_ma5b_6m
どうです?綺麗ではありませんが、ビームアンテナになっていますよね。尻尾が左右不均等ですが、F/B比が10dB程度取れています。F/S比は20dB近くありますね。
アンテナ回すとビームが切れている印象を受けます。786C一本追加しただけですから効果抜群の改造でした。
-3dBの角度は次の10mより若干狭く、ビームパターンからは2エレ程度の利得があることになりますが使用感と一致する結果です。

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2015年2月14日 (土曜日)

MA5Bの50メガ対応 その2

Ma6b_786c HF帯では良く飛ぶMA5B、eHam.netのレビューで評判が良いのも理解できます。やはりキャパシティハットが効いていますね。

さて、MA5Bの6バンド化ですけど、クリエートデザインのVDP用のパラスティックエレメント786Cをクラシックバンドラジエーターに取り付けることにしました。

MA5Bのラジエーターは14/21/28と18/24の2本で、75cm間隔で並んでいて同時給電しています。この75cmは50メガの1/8λに近い間隔です。そしてそして18メガの1/4λは50メガの3/4λに近く、24メガの1/4λは50メガの1/2λに近いので反射器として期待できそうです。

問題は18/24のラジエーターにも同時給電しているので、反射器として動作するのか?なんですが、MMANAのシミュレーションでは、反射器として期待できそうな結果でした。

取り付けるエレメントが決まれば作業は簡単。786CはMA5Bのオプションのようにピッタリです。最初はラジエーター上方に取り付け、アンテナアナライザで測定してみると51.2MHzでSWR2.5程度とあまり芳しくありません。

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2015年2月11日 (水曜日)

MA5Bの50メガ対応

Ma6b_ra1 MA5Bはいい感じですが、良くラグチューする6mに対応していないのが問題でした。別途アンテナを用意した方が良いのは判っていますが、なるべくアンテナは少なくしたいところです。

とりあえずMA5Bに無理やり6mで使ってみると、SWR3以上ですが無線機のオートチューナーを使えば運用できます。
アンテナを回した感じだど、大凡クローバーの葉のような、高調波動作のパターンになっているようです。18メガのRDPに乗っている感じかな?

とにかく声が出せるので一安心しましたが、以前は2エレを使っていましたので、常用としてはちょっと寂しいです。
そこでMA5Bの+6mについてマジメに検討してみることにしました。6mのアドオン方法は色々と考えられますが、簡単(工作は減らす)・高性能(2エレ程度の利得)をコンセプトにします。

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2015年2月 8日 (日曜日)

Cushcraft MA5B

Ma5b_up UMX42Aで14を聞いているととても静かなんです。バーチカルとはノイズレベルが全く違います。聞いているうちに18と24も水平系のアンテナにしたくなりました。
水平系にすればK1Nの信号も「聞こえる」かもしれません

ということで、MA5Bに取り替えました。50メガは・・・・なんとかします。ローカルラグチューなら、無線機のオートチューナーでMA5Bに無理やり乗せても大丈夫でしょう。

耐入力は1.2kw pepと十分ですが、トラップがデカイ。まぁ、ロスも少ないのでいいことですけど、今まで使ったミニマルチのUMX42Aのトラップの直径の倍くらいあるゴツイトラップコイルです。

MA5Bは割り入れしたパイプをホースバンドで固定する方法で組み立てるのですけど、40Φのホースバンド4個が足りませんでした。手持ちで代用しましたが、主要部品に欠品はありませんでした。

組み立てで大変だったのは、キャパシティハットの取り付けです。全部で20本ありますので、組み立て時間の大半はキャパシティハットの取り付けでした。また、写真を見ればわかるように、アンテナの構造はキャパシティハットがあるために立体的ですから、屋上にペタリと置くわけにはいかず、仮設マストに取り付けて組み立てる必要があります。

さて、未調整で屋上3mに固定した場合の各バンドのSWRです。3mにしては各バンドとも上々じゃないかと思います。

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2015年2月 7日 (土曜日)

5B/SQ2MGM 24/RTTY

16時ごろはカスカスでしたが、だんだん信号が強くなってきて、なんとかコールバックがありました。
AndreさんとはPSK31で何回かQSOしていますが、WARCバンドは初めてです。

もちろん24メガのRTTYで5Bはニュー。スクリュードライバーでも信号は判りますが、ノイズレベルが高くてコピーできませんでした。少し大きいけど、MA5Bにしてヨカッタ。

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Cushcraft MA5Bのマッチングネットワーク

Ma5b エレメントは5mちょっとありますが、MA5Bは評判の良いミニビームです。キャパシティハットで効率良く短縮しているためではないかと想像しています。
構造上、28と24はキャパシティハットのみだと思います。

MA5Bは14/18/21/24/28の5バンドで、14/21/28が輻射器に反射器を加えた2エレ、18/24がRDPという構成です。以前から2本のエレメントにどうやって給電しているのか不思議でした。

14/21/28のエレメントと18/24のエレメントは75センチ離れています。

説明図では付属のマッチングネットワークを両方のエレメントの中央に取り付けて、マッチングチネットワークからでている2本の同軸を、それぞれのエレメントに接続せよ・・・と記載されています。

ふむふむ。このマッチングネットワークが秘訣なのねぇ・・・。

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2015年2月 3日 (火曜日)

K1N 妨害局を見つけよう!! DQRMプロジェクト

K1Nのペディションが始まりました。凄いパイルアップだし、やはりカリブは遠くて9割方諦めていますが、一応できることはするつもりです。

きっと面白がって御本尊にかぶせて妨害する輩がでてくると思いますが、K1NのペディションチームはDQRMプロジェクトを行っています。
三角測量の方法で、各局のレポートを元に妨害している局を位置を割り出す試みです。

K1NのDQRMの説明ページ(翻訳ボタンで日本語になります)

最近は、キーダウンや短点の連続ではなく、コールサインを使ってオンフレでコールし続けるイタズラが多いようです。
故意にオンフレで被せているので、UPとかアドバイスしても無駄ですから、黙ってDQRMにレポートしましょう。匿名で報告できますよ。

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2015年2月 2日 (月曜日)

電界強度計 その2

Fi_chart_6m_dp JE2EVXさんの電界強度計は、単体でdbμVとdbmで絶対値が計測できるのがポイント。もちろん本格的な測定器ではありませんし、校正もありませんので、絶対精度を求めるのは野暮ですが、使った感想ではアンテナ調整やパターンを描くような相対用途には十分な精度だと感じました。

まぁ、僕の持っているアッテネータはジャンクですから、その程度の道具では破綻は見られない・・ということですが、マアチュア的には十分な精度だと思います。

この電界強度計のもう一つの特徴はPCソフトも開発されていて、ローテーターでアンテナ回した時に電界強度計の出力をPCソフトにUSB経由でサンプリング(自動計測)させ、その結果をレーダーチャートで出力してくれる素敵な機能です。

写真は屋上3mに上げたUMX42Aで50メガを、15m程離れたところに仮設した、屋上1.5mの給電点の50メガモービルホイップ2本を使った短縮DPで受信したビームパターンです。
結果は「ダイポールじゃんか?」というパターンですが、実際はもうちょっとF/B比があります。原因は仮設の受信アンテナが低すぎることだと推測しています。

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2015年2月 1日 (日曜日)

TS-990 ファームウェアVer. 1.09

1.09が公開されました。主な変更点は以下の通りで、久々の大きなバージョアップですね。

1. バンドスコープのFIXモードでの動作を一部変更しました。
2. 「Dimmer 4」の「Main Display」と「Sub Display」のみ「0」(オフ)に設定できるように仕様を変更しました。
3. AC電源をオンした時の動作を変更しました。
4. 背面のDRV(ドライブ出力)端子から、135kHz帯と同様に475kHz帯(472~479kHz)の出力(約0dBm:1mW)が可能になりました。
5. 背面のDRV(ドライブ出力)端子からの出力レベルが、アドバンストメニューNo.08 「TX Power Down with Transverter Enabled」(トランスバーター運用時のパワー制限)や「Max.Power Limit」の設定で低減されないように仕様を変更しました。
6. 周波数トラッキングがオンの時、メイン側でバンド切換をおこなった場合は、周波数トラッキングをオフしないように仕様を変更しました。
7. CW/ボイスメッセージ画面を表示した状態でも、バンド、メモリーチャンネルの切換や、スプリット運用の設定ができるように仕様を変更しました。
8. 電源をオフすると、内藏アンテナチューナーの状態が正しくバックアップされない場合がある不具合を修正しました。
9. メニューNo.0-10「Meter Display Pattern」を"Type1" (Digital)に設定したとき、送信中にSメーターが表示される場合がある不具合を修正しました。
10. CWフルブレークイン運用で自局の送信した符号が、常時録音で正しく記録されない場合がある不具合を修正しました。

詳細はKENWOODのページからどうぞ。

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