Afedri AFE822x SDR-Net vs ELAD FDM-S2
Afedri AFE822x SDR-NetとELAD FDM-S2を同時に同じアンテナを使ってRCKskimmerで受信して、PSKのスポット数を比較してみました。
パラレルでRCKskimmerを約24時間、14-21-28メガで動作させてみました。
結果はご覧の通り、Afedri 822(470) ELAD FDM-S2(475)と僅差でFDM-S2が受信能力に優れているようですが、実際に使った感じでも、僅差でFDM-S2のように感じています。
でも、FDM-S2が16bit、822が12bitだったり、LAN経由で使えることや、価格を考慮するとAfedri822はもっと評価されても良いのではないかと思います。
特にLAN経由でアクセスできるのはとても便利で、無線LANでも全く問題なく使うことができます。
SDRにはアンテナを接続する必要があります
が、パソコンも必要です。アンテナとパソコンの場所が離れている場合などは重宝しますし、USB接続と比較して、パソコンへの負荷が小さくて、ちょっと古
い非力なパソコンでもHDSDRとの組み合わせでサクサク動かすことができます。
822はこんな構成になっています。Dual(受信機2台構成)ですから、フロントエンドも別々になっています。もちろん利得も別々に設定できます。
822はフロントエンドにAD8369を使っていて、利得が可変できますので、オーバーロードするちょっと手前辺りに利得を設定するのがコツのようです。
AD8369は500MHz以上まで増幅するチップですから、822はローバンドよりも21メガとか28メガの方が良い印象があります。
マニュアルとか、設定がちょっととっつきにくいのが気になりますが、ELADのマニュアルも見た目は良いですが、中身は同じようなモンで???なところが多数です。
Afedri AFE822x SDR-Netはコストパフォーマンスが良いSDR受信機だと思います。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント