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2015年4月12日 (日曜日)

TCP/IP - RS232C 変換ソフト

Tcp_rs232c_3 Logger32のClusterは、スポットされた情報をログのWork Confirm状況と照らし合わせてDX Spotsとして表示します。色付き表示にすれば、Newは赤文字で表示、サウンドでもお知らせ・・・なんてことができるのでとても便利です。

Logger32のCluster情報の入力方法はTNC,Telnet,AGWpe,Local Hostの4通り。イマドキ、VUのパケクラは絶滅状態だと思いますのでAGWpeは使い物になりません。

同じように、外部にモデムを接続してクラスターに接続することもありませんのでTNCも使っていない方が殆どでしょう。

つまり、現実的に使えるのはTelnetとLocal Hostの2通りです。Local Hostは自分で立てているクラスターへの接続用ですが、外部のTelnetサイトへ接続することができTelnetと同じように使えますから、外部のTelnetサイト2箇所から情報を取れます。

ソースを2箇所にすると、相互補完することがよく分かるので、やはり情報ソースは多い程良いと思うようになります。そこで、更にもう一つ加えたい・・・と思っても、方法がありませんでした。

先日、フトTNCってRS-232C接続だよなぁ・・・・プロトコル変換してTCP/IPにすればTelnetポートで使えるけど・・・って思いつきました。
RS232CポートのIP化はメジャーな技術なので、専用のハードウェアはたくさんの種類が販売されていますが高価です。

そこで、フリーやシェアウェアのソフトを探したところ、使えそうなシェアウェアを見つけたので、試用したところ、上手く変換してくれて、目的のTelnetサイトに接続できました。今回使っているのは「TCP/IP-RS232C中継機」というソフトです。

VSPEを使ってシリアルポートを1個作って、そのCOMポートをLogger32のTNCで指定します。変換ソフトでも同じCOMポートを指定して、接続条件を揃えば準備完了。
接続したいTelnetサイトのIPアドレスを接続先に指定して「接続」してみると、見事にLogger32のTNC画面にTelnetサイトのログイン画面が表示されました。

情報源が3箇所になって、クラスターが更に便利になりました。でも、情報が集まりすぎて、フィルターを上手に使わないと表示画面が溢れちゃうので注意が必要です。
僕はWebのクラスターは殆ど見なくなりました。情報が遅いし、自分のWkd Cfmの状況が反映されないので・・・・。
ただ、現在の状況を客観的に把握するためには使えますが、コンディションの把握ならPSKRRBN方がより具体的です。
このようなDX情報収集・分析・表示ソフトとしてはRXCLUSが一番高機能じゃないかな?DXCC頑張っている人は、こういったソフトを使わないとエライ回り道することになると思います。

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