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2015年5月31日 (日曜日)

Tmate2 操作感抜群です

Wp_20150531_23_56_52_pro SDRはUIがいま一つ。やはりマウスホイールをVFO代わりにするのでは、操作性がイマイチです。
そこでWoodBoxRadioのTmate2です。

主立ったSDRに対応したUSB接続のダイヤルです。VFO、ボリューム、受信帯域、VFOステップ周波数、モード切り換えやミュートなどがボタン一発で操作できます。

今まで感じていたもどかしさが解消して、SDRがとっても使いやすくなりました。VFOだけでもダイヤル式になると効果的ですが、ボリュームとモード切り換えは結構操作性に影響するなぁ~ってのがTmate2の感想。

Tmate2はディスプレイがあって、VFO A/Bや周波数、Sメーターも付いているため、PCディスプレーとマウスがなくても主要な操作には困りません。

表示パネルの雰囲気は・・・FT-817みたいな雰囲気(サイズとか)で、ちょっと狭いけどあるとなしでは大違いでしょう。

ケースは硬くて重いので、頑丈な鉄製と思われます。机の上に置くと、プラスチックと比べて重厚な印象があり、事実しっかりと机の上に固定されるため、操作感が「カチッ」とした感じになっています。

ちょっと高かったけど、満足度の高い買い物でした。SDRの操作性、マウスにイマイチ馴染まない方には、良い選択ではないかと思います。

表示パネルとボリュームなどを省いて少しお手頃価格のTmateもありますよ。SDRに組み合わせてみてはいかがでしょう?

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コメント

私の場合、SDRもどきとは言っても、実運用で使い込んでいる訳ではないので、ピント外れのコメントかなという自覚はあるのですが、Tuning Knobというのはそんなに操作性が良いものなのでしょうか?

実際に使ってみなさい!の一言かとも思いますが、私のイメージでは、回転させるというのは、A点からB点まで移動するのに途中省略ができなくて、X点、Y点、Z点とランダムアクセスも不可能なので、必ずしも使い勝手が良いものではないのかなという気がしています。

カーラジオでいうと、ダイアルを回して選局するのと、プッシュボタン(昔は、メカで所定位置まで回転させていましたっけ)で選局するのと、どちらが早いかみたいなことを考えてしまいます。

GUIの話は興味があるので、オペレータとしての感覚を教えて頂ければ有り難いです。

Mike/JH1OOD

投稿: Mike | 2015年6月 2日 (火曜日) 09時31分

Mikeさん
僕はデジタルモードではマウスのみでチューニングしていますので、SSBでダイヤルに拘る理由は、マウスで信号をクリックした場合のfズレが原因です。
マウスのホイールでfズレを調節するのなら、最初からVFO回した方がいいと思いますが、これも慣れかもしれません。
いや、慣れというよりも刷り込みに近いかも。

ただ、WF画面でSSBの信号をクリックして粗チューニングすると、自動的にゼロインしてくれるような機能があれば、VFOは使わないと思います。

CWは自動チューニングがありますが、あれのSSB版ですね。難しいように思いますが、あればクリックだけで運用できるのでUIが全く変わる可能性があると思います。

耳中心で信号を追いかけるとVFOを回していくUIとの相性が良いと思います。
でも、画面の上で表示される信号を選択するのはマウスかタッチパネルで指先のどちらかが相性としては良いです。

コメントいただいて自分を客観的に見てみると、VFOを使っている時は周波数表示(数字)と耳に神経を集中していて、マウスを使っている時はウォーターフォールに現れる信号に神経を集中しているように思います。
耳で聴いた信号に合わせるか、目で見た信号に合わせるか・・・の違いで、最適な手段が異なるのではないかと思います。

つまり、一つづつ現れる信号をシリーズに選別していくのがVFO、ある帯域を俯瞰的に観察してある信号を選択するのがマウス・・・ですかね。

投稿: JI1ANI/福井 | 2015年6月 2日 (火曜日) 22時24分

あ、SSBのファイン・チューニングなのですね。であれば、ランダムアクセスは全然関係無いですね。どうも、失礼しました。私はSSBはたまに6mで聴く(CWと混在しているので)程度なのですが、SSBの微調整にはマウスのホイールよりは、物理ノブの方がしっくりします。

SSBの自動チューニングですが、人間が耳で調整できる位だから、何とかして自動的に出来なくはないのでしょうが・・。例えば、100Hzに対して3倍高調波の300Hzが存在すれば、もし、5Hzの周波数ずれがあると、105Hzと305Hzとなって、3倍にはならないのでとか。

近頃は、周波数精度は問題無いはずなので、むしろ、送信周波数を1kHzの整数倍とかに決め打ちしてしまう方が簡単ですか。(これより細かく変えたいときはメニューの階層がものすごく深くて実用に耐えないとか、各社やってくれないかなぁ。)

練達者同士が、SSBで待ち受けするとき、50234kHzで2200JSTからとか決めておくと、チューニングノブにはノータッチで、バシッと会話が定時に始まるものなのでしょうか?(相互にルビジウムにしないとダメ?)

Mike/JH1OOD

投稿: Mike | 2015年6月 3日 (水曜日) 20時16分

Mikeさん
周波数を決め打ちでの待ち合わせは問題なくできますよ。余程fズレしている無線機でなければ大丈夫です。
そうですねぇ、OCXOやTCXOを使っている無線機なら±10Hz程度、普及機でも±100Hz程度だと思います。
フィルター帯域が2.5kHz程度ならノータッチでも支障ないかも。200Hz以下が聴こえると10Hz程度の差が気になると思います。

投稿: JI1ANI/福井 | 2015年6月 6日 (土曜日) 11時01分

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