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2015年8月 9日 (日曜日)

USBセルフパワー用の6.3V 7Aスイッチング電源

Wp_20150802_16_55_22_pro SDRにはセルフパワーUSBハブを通じて電源供給しています。つまりセルフパワー用の5V電源の品質が勝負ですので、実績のあるTPS7A4700で5Vにする方法を使っています。

入力が6V程度なら、5V1A程度流れても発熱はホンノリ温かい程度です。
6Vの電源として秋月の6V2AのACアダプタを使っていましたが、ノイズとか容量の点でイマヒトツでした。

なんせSDR3台で5V2A程度消費しますので、6V2Aではちょっと余裕が無い感じ。スイッチング電源を目一杯働かせるのはどうも気が引けます。

その後、LM338Tを使って9Vを6Vに降圧していましたが、連続2A近くで使うとLM338Tの放熱器代わりのアルミダイキャストケースがアッチッチってくらい熱くなるンですね。
5W近くが熱になっているので、仕方ないのですけど・・・。

手元には送信管オーディオアンプのヒーター電源として準備した6.3V 7Aのスイッチング電源があります。スペック的には連続7A時にリップル170mVと秋月のACアダプタよりも優秀ですし、容量が7Aなら2A程度なら余裕です。

スイッチング電源のサイズは、偶然ですがハモンドのダイキャストケースDサイズにスッポリ納まるサイズ。そこで秋葉原の桜屋で、DサイズのB級品をセール価格でゲット

B級品ですから塗装に少しムラがあるのですが、自分で塗るより綺麗だし、どうせ見えない所に置きますので気になりません。

先日のPC用のCMFの抜けたスイッチング電源で、CMFの無いスイッチング電源がいかにノイズをばら蒔くのかよく分かったので、CMFが入っているのは確認しました。
でも、念のために入力側に大きめのCMFを追加、さらに出力側にもムラタのDCフィルターを追加して万全を期しました。

ケースはアルミダイキャストですからシールド的にはベストです。ただ、内部に熱がこもって放熱では不利ですが、7Aの電源を2A弱で使うので、おそらく温まっても人肌程度と思っていましたが、実際その通りでした。

PCの電源を交換して、今回の6.3V電源をケースに入れて使いはじめ、シャックからACアダプタを駆逐した結果、ノイズが減ってとてもワッチしやすくなりました。
というよりも、いろいろやってて、TS-990のフロントエンドのチップを飛ばしたんじゃないかと心配しています。
つまり、それほど静かになりました・・・。
いつもノイズでS3とか振っていたのですけど、S0なんです・・・
これはノイズが減ったのではなく、感度が落ちてるのでは??

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