« STRIDSBERG MCA108Mの内部と周波数特性 | トップページ | RIGrunner 4008H »

2015年8月30日 (日曜日)

DXE-RG-5000HD

Wp_20150826_00_14_48_pro_processed 過大入力をクリップしてお亡くなりになったRG-5000、代替品を購入しようとDXエンジニアリングの通販サイトを訪問したら、新型のRG-5000HDが発売されていました。

う~ん。僕みたいな人、多いのでしょうかねぇ・・・・って説明をみると、耐入力が上がっているのではなく、変更点は歪みが減ることのようです。

説明書には「ダイナミックレンジが広い無線機にはHDを使え」とのみ記載されています。写真のように従来のRG-5000と新しいRG-5000HDの基板を見比べてみても、GDT(ガス入り放電管)もダイオードも同じモノに見えます。

写真のように、壊れたRG-5000と新品のRG-5000HDを上下に並べて見比べました。上下で異なるとしたら、白い製品名などが削り取られたトランスしかありません(ミニサーキットっぽい外観です)。

壊れたRG-5000を修理しようと思って資料を色々と探していたら、W8WTSがRG-5000と類似のプロテクターを比較・分析した資料を見つけることができ、RG-5000の回路も判りました。

資料を見る限り、僕の入手したRG-5000HDとRG-5000が異なるのは、やはりトランスしかありません。
推測ですが、説明と合致する変更なら、耐入力が大きく、歪みが少ないトランスに交換しているのでしょう。

RG-5000の故障の原因がトランスなら、品名が不明ですので交換できませんが、ガス入り放電管は90V品、ダイオードはES1Aと品名やスペックがハッキリしましたので、修理ができそうです。
早速、交換部品を通販サイトで探してみると、RSオンラインで代替品を見つけることができました。GDTは国内での入手に苦労しそうな予感があったのですが、以外にもRSオンラインで色々な種類を扱っていました。
RSオンラインは、昔は手数料が高くて敬遠していましたが、最近は安価になって利用しやすくなりました。

注文して、到着を待っているところです。でも、表面実装のダイオードの交換はめんどくさいなぁ~。ガス入り放電管なら、半田ごて二刀流ですぐに交換できそうですけどね。

|

« STRIDSBERG MCA108Mの内部と周波数特性 | トップページ | RIGrunner 4008H »

コメント

The unidentified white part is the mini-circuits RLM-521-2Wl+
https://www.minicircuits.com/WebStore/dashboard.html?model=RLM-521-2WL%2B

投稿: Dave | 2018年1月 7日 (日曜日) 20時10分

この記事へのコメントは終了しました。

« STRIDSBERG MCA108Mの内部と周波数特性 | トップページ | RIGrunner 4008H »