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2015年8月 3日 (月曜日)

ELAD FDM-S2とSPF-08連動でのMUTE

Wp_20150801_15_45_09_pro ELAD FDM-S2には外部接続用のMUTE端子(SENDですね)が付いていますが、外部接続用の端子(1D-Sub9pin)はSPF-08連動用のケーブルを取り付けるのでMUTE端子を分岐させる必要があります。

SPF-08に付属のケーブルは両端D-Sub9pinのオスの圧着コネクタが付いたリボンケーブルです。長さは20cm弱程度と、上下に積み重ねるには長すぎますが、おそらく横に並べるようなレイアウトを考慮しているのでしょう。

D-Sub9pinの二股ケーブルを自作しようと思っていましたが、オリジナルのケーブルの圧着コネクタを外して、位置をずらして、残ったリボンケーブルにD-Sub9pinのメスを取り付けることにしました。

左側が改造したオリジナルのケーブル、右側はFDM-S2用に自作したMUTEケーブルです。改造したケーブルに、元の自作ケーブルを接続すれば、FDM-S2とSPF-08を連動した状態でMUTEできます。

Wp_20150801_15_50_59_pro 実際に接続するとこんな感じです。僕はFDM-S2とSFP-08を上下に積み重ねた状態で使うことに決めました。
オリジナルのケーブルは上下積み重ねだとかなり余った状態ですが、このようにすると長くてちょうど良い結果となりました。

FDM-S2の入力とSPF-08の出力を接続する同軸ケーブル(両端SMA)も実は20cmくらいある長いものが付属しているのですが、Uマッチみたいに長くて邪魔なので、短いケーブルに交換しました。

リボンケーブルが無駄に長いのが気になりますが、特にノイズを輻射したりはしていないようです。
本来であればSPF-08からD-Subコネクタまでのリボンケーブルは必要な2本のみにするのが良いと思いますが、リボンケーブルを裂いて2本のみにすると、強度が不足すると考えて、今回は9本全部をパラ接続しています。

圧着コネクターの取り外しに少し手間取りましたが、小さいマイナスドライバでラッチを外せば、わりと簡単に外すことができました。

完成してPTTとMUTEが連動することを確認して、ヤレヤレ・・・と思っていたら、問題発生

FDM-S2の電源を落とすとMUTE端子がグラウンドに落ちる仕様なんですね。つまり、通電中はMUTE端子はオープンで、グラウンドに落とすとMUTEになりますが、電源を落とすとMUTE端子がグラウンドになるので、パラに接続した他の機材もSEND状態、つまりPTTを押した状態になっちゃいます。
同じSEND信号を使っているRCKSkimmer用のSDR受信機は連続運転なので、FDM-S2の電源落とすと受信できなくなってしまいます。
またまた、対策が必要みたいです。

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