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2015年10月25日 (日曜日)

スイフトスポーツ ZC32S 天井のデットニング

Wp_20151024_11_49_36_pro 防湿遮音シート VKS001の記事でお約束した車への加工の報告です。場所はちがっても工程は同じです。今回は難易度が高め(つか、普通はやらない??)の天井の施工例です。

天井の内張りを外します。外し方はどんな車種でも「みんカラ」で検索すれば、やり方が見つかると思います。基本はABCの各ピラーとマップランプ&ルームランプ、把手類などの内装を外すと天井内装板が外れて室内に落ちてきます。

モノコックボディに天井の鉄板を張ったボディが見えます。写真にはありませんが、天井内張りには厚さ15mm程度の大きな長方形スポンジが接着されていて、以前の型のように天井裏はスカスカ状態ではありませんでした。

両面テープで接着するため、天井鉄板を無水アルコール(ガソリンタンク水抜き剤が便利)で脱脂します。遮音シートをなるべく隙間なく天井に張り付けるため、接着テープを張り付けてあります。今回はブチルゴム両面テープを使っています。白いテープに見えるのは接着テープの剥離面です。剥離面を剥がすとこんな感じです。
Wp_20151024_12_31_53_pro_2
写真では写っていませんが、縦方向には内装用両面接着テープで田の字に両面テープを張り付けて、VKS001がぴったり張り付くようにしています。

今回はブチルゴム両面テープを使いましたが、耐熱接着テープやスプレー式の接着剤の方が施工が楽だと思います。遮音材は開口部が無いように音を封じ込めるようにしないと、音漏れしますのでシートに田の字に両面テープを張って音を閉じ込めつつ、天井に張り付ける方法でも良いと思います。
Wp_20151024_12_31_40_pro_2
手前にVKS001を張り付けたところです。

こんな感じで前方運転席の天井まで、なるべく隙間なくVKS001を張り付けました。あとは断熱材としてシンサレートを2枚重ねで天井全面に張って、内張りを元に戻しました。

施工後は天井からの騒音(耳で-2dBかな)や反響音が減って(-3dB以上でしょう)かなりデットな車内になりました。
カーステのバランスもタイムアライメントでしっかり、顔の正面で音像ができるように合わせておきましたが、音像が顔の正面から胸~腹の正面まで下がりました。つまり、天井の反響が減ったのは確かでしょう。

本来は鉄板→断熱材→遮音材→内装→室内空間なんですが、音楽を聞いていて音が車内で乱反射して耳に届く(無線でいうとマルチパスですね)音像がボケ気味でした。そこで普通とは順番を変えて鉄板→遮音材→断熱材→内装→車内空間(車内空間→内装→吸音材→遮音材→鉄板)にしてみました。

スイフトスポーツの内装は音を良く反射する硬質プラスチックです。音を吸収するのは床と天井と座席だけです。天井の内装がファブリック+スポンジ(高級車に多い)の車だと、状況はかなり異なると思います。

ちなみにスイフトスポーツの天井内装は、薄い発泡プラスチックですから音はある程度通り抜けすると想像しています。

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