モービルホイップ2本のRDP給電部製作
7メガのジャジャーノイズは相変わらずですが、発生している方向が判明しました。
発生方向がわかっても無指向性のバーチカルではどうにもなりません。
そこでモービルホイップ2本のロータリーダイボールを使えば、ヌルポイントでノイズから逃げられるかも・・・・と淡い期待を持って、実験してみることにしました。
モービルホイップはMFJのハムスティック。なんといっても価格が安いのが嬉しいです。でも海外からの送料が結構かかるので、他の器財と一緒に購入しました。
購入してから給電部と2本のハムスティックなどがセットになった、40mバンドハムスティックRDPキット(あるんですよ、ビックリしました)を購入すれば良かったと気づきましたが、後の祭り。
給電部は自作となりました。といっても再開局した1990年ころに購入した短縮RDPの給電部がありますので、それを流用して製作します。
ハムスティックのコネクタ部分は3/8インチオスネジですから、写真のような部材を揃えて給電部にします。
3/8インチメスネジのパイプ、それよりちょっと太い塩化ビニールパイプ、Uボルトで固定するために嵩上げするためのアルミCチャンネル各2本。
塩化ビニールパイプはアンテナロッドと固定用Uボルトを絶縁するための絶縁材です。内径より太いパイプに被せるため、縦に割りを入れてあります。
3/8インチメスネジのパイプはハムスティック用のクイックディスコネクトのエレメント側アタッチメントです。
塩化ビニールパイプを鍋に入れてお湯で沸騰するまで煮ると柔らかくなり、写真のようにちょっと太めの金属パイプにスッポリ被せることができます(火傷に注意)。
自作したエレント接続部をマストブラケットに固定します。ご覧のように、今回流用した短縮RDPのマストブラケットは、エレメントの角度が90度のバンザイから水平まで調節できるようになっています。
写真では見えづらいですが、塩化ビニールパイプとマストブラケットの間にはアルミのCチャンネルを挟んでスペーサーとしています。
Cチャンネルで嵩上げすることで、ブラケットとエレメントの距離が取れます。
マストブラケットを自作される方は厚手のアルミ板の加工は大変ですから、スーパーで適当なサイズのまな板を購入して使うと良いですよ。強度も十分です。
給電点のバランには、手持ちのコメット CBL-2000を取り付けます。僕の場合は、送信はバーチカルを想定していて、RDPは受信専用になる予定ですので、バランは省略しようかと思いましたが、アンバランスではヌル点が綺麗に出ないと思ってバランを入れることにしました。
今回は手持ちの関係で大きめのバランになりました・・・・今の手持ちではCBL-2000が一番小さいバランなんです
CBL-2000は、マストブラケットに穴を空けてボルトで固定しました。
エレメントを取り付ける金属パイプにもビス穴を空けタッピングでネジを切りました。
圧着端子を付けた太めの銅線でバランと接続してできあがりです。
写真の左側がホット、右側がコールドです。
さて、ジャージャーノイズから多少は逃げることができるかな?
せめてS9+++がS5位になってくれれば、かなり違うのですけどねぇ・・・・。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント