2016年3月30日 (水曜日)
2016年3月27日 (日曜日)
V/Uに全ネジ長中継Mコネは禁物
「ANIよぉ。当たり前だろ・・・」と言われそうですが、身をもって体験しました。
昨年頑張ってアンテナマストのトップに取り付けたV/UのモービルホイップのSWRの不調は、モービル基台に使った全ネジの長い中継Mコネが原因でした。
全ネジとは、コネクタ全体にネジが切ってあるメス-メスの中継コネクタで長さが5cm、2センチ程度の板とかを貫通させる時(?)などに使うようです。
この中継コネクタ、写真をみるとわかるようにSWR的にはギリギリ2mまで。430では凶器と化します。
写真はアンテナアナライザで0-600MHzまでスキャンさせたもので、右下の▲印が435メガです。435メガでSWRは1.7です。
ちなみに写真の中継コネクタは僕が給電点に使っていたものでくたびれてますが、交換用に購入したピカピカの新品でも結果は一緒、SWRは1.7。
ところが、同じ全ネジの中継Mコネでも、短い方(3cm)は430メガでSWR1.2でした。たった2cmの差ですが、5cmだと430のSWRは急激に悪化します。なお、今回終端にしたダミーロード単体でも430でSWRが1.1ありますので、差し引いてくださいね。
というわけで不調の原因らしき長い全ネジ中継Mコネから、素性の知れたSWR1.2以下の短い全ネジ中継Mコネへ交換しました。
交換後はアンテナ単体とさほど変わらないSWR特性となり、運用周波数ではシャック側でもSWR1.5に収まりました。いゃぁ、回り道しましたわ。
430はコネクタに気をつけないと・・ですね。最近Nコネがいいなぁ~って思うようになりました。
そんなわけで、交換後のSWRカーブです。
2016年3月26日 (土曜日)
リボンマイク用トランスを開発中
音創り研究会ではリボンマイクキットを販売していましたが、先日ついに売り切れちゃいました。最近はリボンマイクも復活してきて、色々なメーカーから発売されています。
でも、安価なリボンマイクは音質がイマヒトツ・・・ってことが往々にしてあるのも事実。キットを販売していたから理由はよく分かります。
トランスをケチッているんです。
リボンマイクの主要パーツはリボン(極薄アルミ箔)と磁石とコイル(昇圧)なんですが、リボンと磁石をケチると音になりませんので、これはソコソコのものを使います。一番コストを削減できるのがトランスです。
RCAのオリジナルリボンマイク同様に1:37程度の比率で作ることが多いようですが、同じ巻数でもトランスは銅線の材質、形状、太さなどで全然別物になっちゃいます。たとえば断面が■線と●線ではベツモノです。
2016年3月20日 (日曜日)
RF Sampler の改造(-37dB)
以前製作したRF Samplerは自局の送信電波のモニター用として重宝しています。AF信号ではなく、送信した電波をモニターしてこそ、本当のモニターですものね。
三連休ですし、久しぶりに中身を確認して点検がてら、懸案だった-30dB検出コイル化してみました。単純にコアに巻き付ける回数を増やすだけなんですが、面倒なのでほったらかしでした。
事前の情報収集で31回巻で-30dBとの情報をいただきましたので、余裕をみて33回巻としてみました。
APB-3で測定してみると、1-30メガで大凡-37dBってところです。50Ω抵抗で終端しての出力ですから、終端抵抗の-6dBを差し引くと、検出コイル部分は-31dBとなります。周波数特性は1-30MHzで-37dB ±0.4dBです。適当巻きのコイルにしては素晴らしい特性でビックリ。巻きなおすつもりでテストしましたが、完成品にしちゃいました。
コイルは綺麗に整然と等間隔で巻かないとダメみたいに思っていました。もちろん、最高の特性を求めるとそうなんでしょうけど、この程度ラフでも減衰特性はこの程度にはなるみたいです。
2016年3月19日 (土曜日)
ORICO USBハブ A3H7-BK 7ポート 12Vセルフパワー
シャックのノイズ削減プロジェクト、LANの次はUSBです。最近無線機関係の機材はUSB接続が増えてきました。
そのため、無線機近くにUSBハブを延長して機材に接続していますが、USBハブの筐体がプラスチック製のものが殆どで、ノイズがダダ漏れなんじゃないでしょうか?
USBハブにUSBメモリーを差して、PCから大きめのデータをコピーすると、無線機にザァ~ってノイズが入ります。
ということは、普段もそれなりにノイズが飛び込んでいると考えて間違いないでしょうね。ノイズ対策にはシールド・・・ということで、まずは金属筐体のUSBハブ探しです。
USBハブに複数のUSB機材を接続すると電圧が下がって、4V切るみたいなコトもありますので、今回はセルフパワー狙いです。
金属筐体、セルフパワー、USB3.0以上の条件だとORICO 7ポート ハブ 12V 電源 セルフパワー USB3.0 A3H7-BK
が見つかりました。
お値段が他の製品の倍くらいしますが、電源が12Vなんです。きっとUSBハブの中にレギュレータが入っているんでしょうね。他のセルフパワーUSBハブは5VのACアダプタで給電する製品ばかりです。
12V供給なら付属のACアダプタではなく、シャックの安定化電源から電源を供給できますので、ACアダプタよりもノイズ面で有利になりそうです。
2016年3月13日 (日曜日)
MIC100ケーブル ICOM版(8Pin版)の追加製作
音創り研究会で販売しているベストセラー(?)に無線機の背面・アクセサリー端子のライン入力にマイクアンプを接続するケーブルがあります。
ICOM版(8Pin版)とKENWOOD版(13Pin版)を用意していますが、ICOM版は僕の担当で、いつも在庫が少なくなるとセッセと作っています。
今年もおかげさまで品切れ近くなり、セッセと作ることができました。
また、今年のハムフェアでは音創り研究会のブースで販売予定です。
ICOMの無線機のアクセサリー端子で、外部から音声を入力するライン入力がある端子にはDIN8PinとDIN13Pinの二種類があります。
DIN8PinはIC-756~IC7600~IC7800~IC7851などの、HF固定機と呼ばれる大型無線機に付いています。
IC-706~IC-7000~IC-7100などの小型の無線機にはDIN13Pinが採用されていました。最近は固定機でも小型のものにはDIN13Pinが採用されていて、人気のIC-7300もDIN13Pinですから注意が必要です。
2016年3月12日 (土曜日)
カテゴリ7 LANケーブル ブラックレッド KB-T7ME-01BKR
HUBを高速なギガタイプに更新したので、LANケーブルも更新することにしました。以前からカテゴリ7のダブルシールドのLANケーブルを使っていますが、硬くてとりまわししにくいのが一つ。
それとどうもダブルシールドの割りには騒々しい印象があります。
ノイズについては確たる証拠はありませんが、ダブルシールドと期待した割りはイマイチな感じがします。
カテゴリ7のケーブルを物色していると、ユニークなシマシマ模様や柄模様のLANケーブルに目が止まりました。
エレコムのカテゴリ7 LANケーブル 1m ブラックレッド KB-T7ME-01BKRです。
なんでも布被服とのこと。布被服線はコタツ用のACケーブルとしてなじみ深いですが、それよりももっと目の詰んだ被服のようです。ちょっと毒ヘビっぽい感じ?
でも、見た目だけで選んだわけではなく、やはりこのLANケーブルもダブルシールドなんです。
LANケーブルからのノイズは広い周波数帯域にわたって発生しますし、データが流れる時のジャジャ・ジャジャってのとは別に一定レベルのジャーって感じのノイズの組み合わせに感じています。ジャーっての方は、聞いた感じはキツメのホワイトノイズみたいなんです。
2016年3月11日 (金曜日)
TG9AHM 21/RTTY
相変わらずデジタルモードにアクティブなエマニュエルさんとQSO。彼は覚えていないと思うけど、前のサイクルでも他のバンドでお世話になりました。
今朝もずっとCQ出していて、コールバックがないかも・・・ぐらいの信号でしたが、一発でコールバックがありました。グアテマラの21RTTYはモードニューになります。
2016年3月 6日 (日曜日)
2016年3月 5日 (土曜日)
雌雄同体 Anderson Powerpole(APP)
Anderson Powerpoleはとても便利なDCプラグです。日本ではその便利さがイマヒトツ理解されていないようです。
確かに写真をみただけでは、その便利さがなかなか分からないと思うのです。
でも、触ってみても分からないかもしれません。自分で色々な場所に使ってみて、その便利さに気付くのではないかな?(鈍いのは僕だけ??)
Anderson Powerpole以下APPには、オス・メスとかプラグ・ジャックという区別がありません。オスコネクタはメスコネクタで、メスコネクタはオスコネクタなんです。つまりコネクタは一種類しかありません。
一般的には凸形の形状をオス、凹形の形状をメスと呼びますが、APPコネクタは凸凹両方の役割を兼ね備えています。
写真をご覧ください。APPのコネクタは4角柱ですので長手面は4面あります。キボシ端子など、他のコネクタは円柱形で表裏はありませんが、APPには表と裏(と側面×2)があるわけです。
正式にどの面が表なのかは不明ですが、仮に左側のコネクタは表が上とすれば、右側のコネクタは裏が上(左側の裏返し)になっています。
そして接合部分をみるとわかるように、噛み合わせする形状になっていて、この二つのコネクタは、このまま押し込むことで電気的にしっかりと接続されるのです。
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