ORICO USBハブ A3H7-BK 7ポート 12Vセルフパワー
シャックのノイズ削減プロジェクト、LANの次はUSBです。最近無線機関係の機材はUSB接続が増えてきました。
そのため、無線機近くにUSBハブを延長して機材に接続していますが、USBハブの筐体がプラスチック製のものが殆どで、ノイズがダダ漏れなんじゃないでしょうか?
USBハブにUSBメモリーを差して、PCから大きめのデータをコピーすると、無線機にザァ~ってノイズが入ります。
ということは、普段もそれなりにノイズが飛び込んでいると考えて間違いないでしょうね。ノイズ対策にはシールド・・・ということで、まずは金属筐体のUSBハブ探しです。
USBハブに複数のUSB機材を接続すると電圧が下がって、4V切るみたいなコトもありますので、今回はセルフパワー狙いです。
金属筐体、セルフパワー、USB3.0以上の条件だとORICO 7ポート ハブ 12V 電源 セルフパワー USB3.0 A3H7-BK
が見つかりました。
お値段が他の製品の倍くらいしますが、電源が12Vなんです。きっとUSBハブの中にレギュレータが入っているんでしょうね。他のセルフパワーUSBハブは5VのACアダプタで給電する製品ばかりです。
12V供給なら付属のACアダプタではなく、シャックの安定化電源から電源を供給できますので、ACアダプタよりもノイズ面で有利になりそうです。
実は、先日それまで使っていたUSBハブが壊れてしまったのですが、壊れる時にそのUSBハブに接続していた他のUSB機材2台を道連れにお亡くなりになってショックでした。
ですから今回は信頼性も気にして選びました。A3H7-BKは他の二倍の価格ですから中身も豪華版だろう・・・と思って注文しました。
届いたのでA3H7-BKの中身を調べてみました。
写真下段は他のUSB機材を道連れにお亡くなりになった某社のUSBハブです。基板みれば A3H7-BKの優秀さは一目瞭然ですね。モノが違います。これはお買い得ですよ。
写真では見えませんが、DC12Vを7805で受けて5Vに安定化してUSBポートに供給していました。7805ならUSBハブの電源端子に13.8Vを加えても問題ありません。
電解コンもしっかりしたものを使っていますし、各ポートの電源ライン近くに入っていますのでノイズ対策としても有効でしょう。
本当はOSコンに交換したいところですが、既にディスコン・・・残念です。
基板裏面はどちらもスッキリしていますが、電源スイッチがあるのがニクイところです。
このUSBハブは金属ケースでケース自体の仕上がりも良く、基板も綺麗で品質の高さを感じます。
セルフパワーなので多数のUSB機材を接続しても電圧は5.0Vをキープです。先日のNETGEARといい、今回のORICO A3H7-BK
といい、金属ケースの周辺機器には物欲を刺激する製品が見つかるみたいです。
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コメント
このハブ、購入したらなぜか中のグルー(ホットボンドっぽいもの)がカラカラいってて(動作にはまったく支障はなかったので)、出して捨てて使ってますが、なかなかの優れものです。Mac Mini late 2012に付けていますが、起動時にUSB3.0のポータブルディスクをUSB2.0としか認識しない問題がなくなりました。無事動いてくれれば良い買い物になりそうです。
73 de Kenji JJ1BDX(/3)
投稿: Kenji JJ1BDX | 2016年3月27日 (日曜日) 23時00分
BDXさん
こんにちは。コメントありがとうございます。
いゃぁ、BDXさんもお使いとは嬉しいです。実はこちらの製品も中のグルーが外れてカラコロしていました。
グルーは基板をケースに固定する目的のようですが、なくても不具合ありませんね。電気的には浮いてるみたいですし。
このUSBハブを使ってからは、普通のUSBハブがオモチャに見えてしかたありません
投稿: JI1ANI/福井 | 2016年3月28日 (月曜日) 20時29分