出光美術館 美の祝典Ⅰ― やまと絵の四季
出光美術館では開館50周年記念展覧会として「美の祝典」を3回に分けて行っています。今日は1回目の最終日、滑り込みで見てきました。
目的は国宝 伴大納言絵巻 です。今回は上巻のみ公開、中巻、下巻は2回目、3回目の展示になるようです。
いやぁ、さすが国宝です。10年ぶりの公開ですが、このインパクトは鳥獣戯画を見た時と同じくらい。人々の表情が活き活きと描写されて、その表現力に圧倒されました。
一般的な解説をご覧になってから行くもの良いですが、このブログをご覧の方は技術系の方が多いので、国宝伴大納言絵巻の蛍光X線分析(pdfダウンロード)を読んでから実物をみると楽しめると思います。
ぜひ実物をご覧いただきたいのですが、出光美術館50周年特設サイト(リンク先はPC向けサイト)でも、その魅力を感じることができると思いますが・・・・現物を見てきた僕としては、やはり、現物見た方がインパクトがあるといわざるを得ません。
場所は銀座の帝劇の上(9階)、お掘り沿いです。展示を見た後、美術館の休憩室から皇居を眺めてのんびりお茶をいただくことも含めて、オススメの展覧会です。
2016年5月13日(金)~6月12日(日)
開館50周年記念美の祝典Ⅱ ―水墨の壮美 では田能村竹田「梅花書屋図」(江戸時代 重要文化財)や 国宝「伴大納言絵巻」中巻。
2016年6月17日(金)~7月18日(月・祝)
開館50周年記念美の祝典Ⅲ ―江戸絵画の華やぎ では酒井抱一「風神雷神図屏風」や 国宝「伴大納言絵巻」下巻が展示される予定です。
国宝はやっぱり国宝ですね。教科書で見た作品と出会える展示会に通うことになりそうです。
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