コメット SB-15 トリプルバンドホイップ
今まで使ったモービルホイップの中で、一番印象が良かったのがコメットのトリプルバンド(50/144/430MHz)ホイップComet SB-15
です。50MHz:1/4λ、144MHz:6/8λCフェイズ、430MHz:5/8λ3段で動作しますが、特に430で非常に良い印象があります。
そこでマストトップのアンテナをSB-15に取り替えてみました。今までのホイップと比較して50cmほど長くなりますが、改善具合はどんな感じでしょうか?
変えてびっくり
幾つかのレピーターでの比較ですが、S1-4の改善です。メインチャンネルをワッチしていても、430って賑わっているなぁ~と感じるほど、各局の呼び出しが聴こえてきます。
カタログでのゲイン差は2dB程ですが、それ以上の差です。恐らくは打ち上げ角度が低いのだと思います。
やはりアンテナは長いほど良い・・・というのは事実ですね。もちろん、無意味に長くても仕方ありませんが・・・。
SB-15の弟分にSB-14があります。こちらも使ってみたことがありますが、普通のアンテナでドリプルハンドホイップとして、トリプルバンドに出られる・・・というがウリだと思います
全長1mのトリプルバンドホイップはだいたいそんな感じですけどね。
SB-15は430モノバンドホイップとしても優秀な部類に入るアンテナだと思います。Comet SB-15
を使っている方に伺っても430は良いと皆さんおっしゃっています。
以下SWR計測結果(シャック側にて計測、SB-15の給電点に15cmのラジアル3本アリ)
430MHz
144MHz
51MHz
45~500MHz(ご参考)
FM放送帯でもSWRが下がっていますので、FMアンテナとしても優秀ですね。どうりで良く聴こえるわけです。コミュニティFMもガンガン受信できました。
50メガはSSBでも運用できますね。フルサイズの1/4λなのでバンド全体が使えます。144メガも同様です。
50と144と比較すれば430の特性はややピーキーかも。レピーター重視のセッティングのようですが、メインチャン付近でも問題なく使えます。
430が高めでSWRが下がっているのは、Comet SB-15根元に取り付けてあるラジアルが短めである影響を受けている可能性が高いので、ご注意ください。
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