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2016年5月 6日 (金曜日)

USBアイソレーターの効果

Sb_usb

シャックの模様替えをしていますが、昨年新調したPCと一緒に取り替えたサウンドブラスターへのノイズ混入について、本格的に対策を行いました。
グラウンドループができてしまっていることに気づきましたが、またまた、シャックを大幅に模様替えしなくてはなりませんので、今回は小手先対策にしました

本質的な原因であるグラウンドループは複数の電源ユニットとそこへの機材の配線を全部見直さねばなりません。インターフェアでしたが「やるっきゃない」のですが、自分用の録音時のみ・・・ですので次回ということに。

写真は対策前のサウンドブラスターのアナログ入力です。これでも以前記事で紹介したセルフパワーのUSBハブ使っているんですヨ。
サウンドブラスターのアナログ入力端子はオープンの状態ですが、ご覧のよう汚いノイズが載っていて、S/N 114dBなんて笑っちゃいます状態です。

そこで、以前購入したUSBアイソレーターをUSBハブとサウンドブラスターの間に挿入してみました。

Sb_iso_dc

USBアイソレーターがこんなに凄いとは思いませんでした。効果抜群で、ご覧のようにパッと見でも「バッチリ」わかるほど効果がありました。

ここまで明確に効果が見えるのは珍しいのではないかと・・・・まぁ、そんだけ元の環境がダメダメってことですけどね。

耳では効果を感じていましたが、こうやって目で確認できると嬉しいですね。
最近は新しいチップを使ったUSBアイソレーターもあるようですが、USB1.1止まりなのは同じようです。

ただし、この組み合わせでスンナリ動作したのではなくて、USBアイソレーターには外部から12Vを入れています。この12VがUSBアイソレーター内臓のDCDCで5Vになって、接続先であるサウンドブラスターに供給されます。

この外部電源を供給しないと、サウンドブラスターが起動しません。一度起動すると外部電源が無くても動作します。つまり、起動時の電流をUSBアイソレーターが供給できないようです。
この状態、普通に接続して起動しようとすると「あ、相性悪いのね、立ち上がらない」って思ってしまう方も多いのではないかと思います。

それと、お気づきだと思いますが、USBアイソレーターにノイズまみれの外部電源を入れると意味がありません。ここは信頼できる低ノイズの電源を用意すべきです。
僕はベリンガーの12Vアダプタにしています。この電源アダプタは12V 150mAですが、僕が調べたACアダプタの中では、ダントツにノイズが少なかったからです。

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