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2016年7月30日 (土曜日)

続 W4RRY バッテリーブースターの修理

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W4RRY バッテリーブースターの修理は僕のカンはおおハズレ

交換部品で最初に入手できた SG2525A PWMチップ 16Pin DIP を交換しましたが、やはり予想通り問題ナシ。

交換時にはソケットを取り付けて、チップの交換がやりやすくなるようにしましたが・・・・たぶん、このICが壊れることは無さそうです・・・

2番目は一番アヤシイと踏んでいたパワーダイオードですが、交換しても症状に変化なし・・・。

基板のパターンを追いかけてみると、なんと短絡が発生しそうなのはパワーFETであることが判明(って、一番最初にやるべきことですね・・・)
写真のように取り外して通電してみると、動作はしませんが、接続した定電圧電源の保護回路は動作しません。

つまり故障の原因はパワーFETのようです。不明な品番で交換不能と思っていた(後日品番が判明しました)ので、原因と判定するのを避けていたような感じもします。

ということで、パワーFETを調達して、交換すればたぶん修理完了でしょう・・・。ただ、パワーFETはデバイスの進歩が著しいので、オン抵抗が低い(動作時の発熱が少ない)ものに交換しようと思います。

ただ、入力容量が増えた場合に寄生発振とかしないか心配ですが、だめなら互換品ということでやってみます。

また、現在の仕様では、電圧が13V(だったかな?)より低くなるとアップバーターがonになり、13V以上だとスルーになっています。
一見便利に見える動作ですが、SSBとかCW時にはアップバーターが頻繁にon/offを繰り返します。
そこで無線機からSEND信号を取り出して、リニアアンプのようにアップバーターを送信時のみ常時動作させ、電圧も14.5V程度出力するように改造できたらいいなと思っています。
でも、まずはオリジナルの動作をするように修理しないと・・・

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