中華マイクの大口径化
安価な中華マイク、定番の改造後に内部の基板の部品も交換して、今までで一番気に入ったマイクになっています。
ハムフェアで大口径エレメントに載せ替えた中華マイクを聴く機会がありました。使用カプセルはフラットなKT2578ECとのことでしたが、僕の改造中華マイクにはない自然なふくよかさを持った低域が印象的でした。
早速KT2578ECを入手して、カプセルを交換して大口径化してみました。
ちょうど不要なカプセル固定具が手許にありましたので、カプセルをはめ込む部分を大きくして、KT2578ECがちょうど収まるように改造。
両面スポンジテープをカプセルに巻いて、カプセル固定具にスッポリ収まるようにしました。カプセルはスポンジテープでカプセル固定具から浮いている状態です。
カプセル固定具には、自動車のデットニング用の制振シートを貼り付けて、振動を防止しました。
背面はこんな感じ。鳴き止めとして、錫メッキ線でケージみたいなものを作ってカプセルのグラウンドに接続しています。
カプセルから基板までの配線長や場所・位置で音質が変化するため、取りまわしや長さをカット&トライして気に入った音質にチューニングしました。
僕の感覚では、写真のように適度に緩め
な配線が一番良い結果となりました。
と、簡単に書きましたが、かなり試行錯誤しましたヨ。載せ替えはかなりのリスクがあると思ってください。
ケースに入れてで音を聴いてみると、これが以前の中華マイクよりも腰が下がって、落ち着いた音質です。
中華マイクの周波数特性は少しハイ上がりになっているのですが、カプセルをKT2578ECに交換したらフラットな周波数特性になったみたいです。
もともとKT2578ECはフラットな周波数特性ですからね。
一番気に入ったマイクであることは変わりませんが、更にグレードアップしちゃいました。このマイクを使ってオンエアするのが楽しみです。
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