« 刃付きフランジナット | トップページ | H40GC 7/RTTY »

2016年10月16日 (日曜日)

モービル貼り付け基台 ダイヤモンド HRK その2

Wp_20161016_07_38_46_pro

貼り付け基台 ダイヤモンドHRKのグラウンドの取り方をボディアースに変更しました。
最初はボディの塗装を剥がして、導電性接着剤付きの銅テープで済まそうと思っていましたが、どうせやるなら・・・とボディに穴あけしてネジ留めとしました。

基台にはMコネと共締めできる大きな圧着端子と平網線で配線して、アンテナを倒した時でも問題ないように遊びを持った長さにしてあります。

平網線はボディから離れるとSWRの底が上がるので、浮かないようにクリップで留めてます。アース点は4mmタップでネジを切って、4mmΦの短いバインドネジで圧着端子をネジ留めしています。
穴あけした箇所は2cm四方程度、ボディの塗装を剥がして金属面を露出させ、金属面を保護するような形で銅テープを密着させ、その上に圧着端子で固定しました。

銅テープはBピラーの下部まで縦に70cm程度引き下ろして、銅テープがボディと静電結合するための面積を大きく取っています。

圧着端子でボディにアースしただけだと点接触となりますが、銅テープとボディの静電結合で面的な結合も加わって、高周波的にも良好なグラウンドになっています(と僕は感じていますし、実際電波の輻射効率が良くなります)。

白いボディに銅テープのストライプは目立ちますので、アース点は腐食防止と固定のためにタッチアップペイントで上塗り。
銅テープの縦の引き下ろし部分は、白いビニールテープを貼って、銅テープの保護と目隠しをしています。

銅テープの幅が広いので、白いビニールテープを3本程度縦に貼っているのがわかりますが、遠目には白色にしかみえません。

同軸の引き回しは前回とおりですが、同軸の固定を黒色の金属クリップにしていましたが、この黒色クリップは室内用のため、塗装されていない裏面が錆びます。
そこで、車外は、黒色のHRKの台座部分を除いてボディと同色の白色のプラスチックワイヤークリップで同軸を固定するように変更しました。

これでHRKのホイップの根元のMコネから10cm程度でボディまで接続できました。アンテナのグラウンドとしてはかなり良い状態になっていると思います。
この状態で、根元の平網線がボディから1cm程度も浮くと、430ではSWRに影響があります。ノンラジアルなんですけどね。

ラジアルからボディアースに変えたところ、手持ちのホイップでは

・SWRの底が低くなる

・SWR1.5以下の帯域が広がる

・SWRの最低点が下がる

という変化が見られました。

受信でもノイズが減りました。ノイズでSメーターが振れない状態になります。但し、近くに車が来たり、ノイズ源の近くではノイズが増えます。走行していると外来ノイズでSメーターがフラフラしますが、ノイズが少ないところではS0になります。

本当は銅板をボディにハンダ付けして面接触するように固定したかったのですが、基台が可倒式なので銅板が金属疲労で折れそうなのと、平網線にしても、ボディにハンダ付けすると、ボディが高温になって塗装に影響がありそうなのでやめました。

僕のようにボディに穴あけしなくても、幅1cm長さ10cm程度、ボディの塗装を剥がして、導電性接着剤付きの銅テープでボディの金属に密着させて、その銅テープをホイップの根元のMコネに共締めすれば同じような効果が得られると思います。

|

« 刃付きフランジナット | トップページ | H40GC 7/RTTY »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。