スクリュードライバー 2本のノイズキャンセル
スクリュードライバーを1/4λ間隔で2本設置して、ノイズキャンセルしてみました。他のアンテナと違うのは、アンテナ自体の共振周波数を双方自由に可変できるということです。
操作のためには、コントローラーも2台必要です。暫くはモーターだけ回して、アンテナアナライザーで周波数を調べる・・・(繰り返し)をしていましたが、やはりバンドチェンジが面倒ですし、感に頼った周波数調整になります。
コントローラーにはカウンターがついていますので、誤差はあるものの、かなり正確に共振周波数を把握することができます。
というわけで、コントローラーが2台。上はノイズキャンセルアンテナ、下は送受信に使うアンテナ用です。
スクリュードライバーの種類が異なるのでカウンターの表示は異なりますが、両方とも7メガに同調した状態です。
従来はノイズキャンセルアンテナを7メガに固定していた関係で、3.5メガではノイズキャンセルできませんでしたが、両方とも3.5メガに同調させることで、3.5メガでもノイズキャンセル効果が得られることが確認できました。
でも、アンテナ間隔は約9mで固定されていますので、3.5メガでは1/8λしか間隔が取れていません。
僕の利用しているノイズキャンセラーの説明には1/8λでもノイズキャンセルできると記載されています。確かにノイズキャンセル効果はありますが、360度できるのかはちょっと疑問です。
今後の運用で色々と調べてみます。
とりあえずの課題
1.ビーム効果
7メガでは1/4λ間隔なので、送信アンテナの共振点が、もう一本のアンテナの同調周波数で30khz程度変化する→指向性がでている可能性
3.5メガでは1/8λ間隔なので、7メガより顕著になるかも・・・・だが、アンテナの効率が悪化するので効果がわかるのか?
2.160mへの応用
ノイズ用のスクリュードライバーを160mに対応させて、160mでのノイズキャンセルに挑戦する。
ぼちぼち試してみたいと思います。
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