« リボンマイク専用高性能トランス TRM-1"響(Kyo)"再販売開始 | トップページ | アンテナワイヤー »

2017年1月 3日 (火曜日)

450Ωフィーダーの折り返しリニアローディング

Wp_20170102_08_17_43_pro

450Ωのフィーダーの余りで、単純にリボンフィーダーの先端をショート、根元の片方に給電、片方をオープンにした状態(折り返し・長いヘアピン状態です)で、バーチカルアンテナとして共振周波数を調べてみました。

余ったリボンフィーダーの長さは5+144cm=6.44mでした。
グラスポールに沿わせてバーチカルとしてアンテナアナライザーで計測してみました。今回はグラウンドとして先日敷設したラジアルを接続してテストしました。

AA-600で計測してみると、SWRの最低点もX=0も7.17MHzになりました。もう一つの共振点はは14.4MHz付近で、リボンフィーダーの全長での共振と思われます。

6.44mのリボンフィーダーで7.17MHz共振していますが、7.17MHzの1/4λ長は本来9.97mです。どうやら、9.97m必要な長さが450Ωのフィーダーによるリニアローディング効果で、短くなって6.44mで済んでいるようです。
逆に、14.4MHzの1/4λなら4.8m程度で十分なハズですが、逆に6.44mと34%も長くする必要があります。

また、給電点は給電側の銅線のみ10cm長くしていますが、共振のピークが二つ現れていて、リボンフィダー両側の電線がそれぞれ共振しているように見えます。

450Ωリボンフィーダー単純折り返しによるリニアローディングの短縮率は36.4% 約36%ですから、単純に短縮アンテナとして使うのが良さそうです。

Wp_20170102_08_18_25_pro先端のショート処理はこんな感じです。

基本的には2本の折り返した平行ラジエーターになるので広帯域ですが、14メガはともかく、リニアローディングされて全長が6割程度に短縮されている7メガもブロードな特性でした。

7.170を中心として、SWR1.5以下の範囲が7.045MHz~7.380MHzと335kHz取れています。全長が4割短いアンテナとしては広帯域と言えます。

、給電点のインピーダンスは、ほぼ50Ωを示して、同軸を直結できそうです。

本来は、短縮バーチカルとして低めのインピーダンスになる筈ですが、エレメントが折り返ししていることでステップアップされてちょうど50オーム付近になるものと思われます。
給電点とは反対側のエレメントを切り離したフォールデットダイポールの半分を垂直にしているわけで、給電点のインピーダンスは2倍程度になると考えると辻褄合います。

調子に乗って13.5mのラダーラインで実験してみましたが、共振点は高い方が6.8メガ付近、低い方が3.7メガ付近となり、3.5メガと7メガのデュアルバンドはできませんでした。

冷静に考えてみれば、ラダーの幅は波長に対して一定ですから、周波数が低くなるとリニアローディング効果が弱くなって、低い方の共振点は高めに、高い周波数の共振点は低めにでているわけです。

幅4cm程度のラダーラインならば、思惑通りの結果になりそう・・・・です。

|

« リボンマイク専用高性能トランス TRM-1"響(Kyo)"再販売開始 | トップページ | アンテナワイヤー »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« リボンマイク専用高性能トランス TRM-1"響(Kyo)"再販売開始 | トップページ | アンテナワイヤー »