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2017年1月15日 (日曜日)

アンテナのグラウンド効果

屋上にグラスポールで1/4λのバーチカルを仮設して、ラジアルの効果を確認してみました。ラジアルも含めて、グラウンドは以下の3パターンで処理しています。

1.同軸や電線を使った1/4λのラジアル
160m1/4λ 2本 4C-FB&1.5C-2V
 80m1/4λ 4本  4C-FB&1.5C-2V
 40m1/4λ 4本  4C-FB&1.25sq電線
 鉄筋接続(11m) 1本 1.25sq電線

2.屋上の周囲を一周しているアルミ製手摺りの柱へ圧着端子留め

3.手摺りの下部の横棒(屋上面より20cm)に貼り付けた銅テープ10m x 2本

給電点にAA-600を接続して、インピーダンスを計測した結果です。

                                                                     
事例 グラウンド処理 R Z X
A 全部接続(ラジアル、手摺りの柱、手摺りに銅テープ) 38.0 39.3 -10.8
B ラジアル、手摺りに銅テープ 38.4 40.1 -11.1
C ラジアル11本(1.8~7MHz) 内1本の鉄筋接続 44.1 49.7 -23.1
D ラジアル11本(1.8~7MHz) 45.3 53.5 -28.7
※ 1/4λバーチカル fo 7.4MHz R=37

全部接続した状態で40Ω以下で、良好な結果となりました。手摺りに貼った銅テープが強烈に効いていることがわかったのが収穫です。

頑張って敷設したラジアルは労力とコストに比べると、効果はそれほどでもありません。
今回の結果をみる限り、銅テープを使って大きな金属面に静電結合させる(鉄筋に・・・ですね)こと。
鉄筋へは距離が離れていても接続すること。の二つですね。

給電点から11mも離れたところの鉄筋アースに接続しても、インピーダンスが1Ω弱下がります。すなわちアース分のロスが減るわけです。
手摺りに銅テープを貼った場合には6Ω近く下がりますので、これは強烈に飛びに効きますね。

なにはともあれ、給電点で40Ωを切っているとは思ってもいませんでした。いままで短縮バーチカルばかり調整していて、インピーダンスは10Ωとかそんなんばかりでした。
今回は1/4λのバーチカルですから、給電点のインピーダンスは理論値では37Ωになります。

実際の給電点とのインピーダンスの差がアース分のロスになるわけです。つまり僕の場合は数Ω以内ということがわかりました。
銅テープの効果は劇的なので、ラジアル増やすのはやめて、銅テープを長くしてみるとか、鉄筋アースへの接続を強化すると良さそうですね。

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